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■監督 ローレンス・カスダン
■公開年 1989年
■星 ★★★
偶然の旅行者 特別版 ウィリアム・ハート ローレンス・カスダン キャスリーン・ターナー おすすめ平均 大人のドラマ いぶし銀の感動作 何度見ても良いものは良い 主人公を囲む個性的な俳優が魅力 偶然が必然になるとき |
■こんなひとにオススメ
ウィリアム・ハートが好きな人。ジーナ・デイビスが好きな人。(特にジーナデイビスの演技はとても素敵。)パートナーについて考えることがあるひと。
■説明
子どもを不意の事件でなくしてしまった夫婦。それがきっかけでぎくしゃくとしてしまう。別居することになったのだが、夫(ウィリアム・ハート)は 旅行ガイド本を書くのが仕事。そのため家を空ける必要がある。さしあたり困るのは犬の世話。
■感想
ジーナ・デイビスがアカデミー賞助演女優賞を受賞した映画とのこと。 美しく傍からみると申し分ない妻(キャスリーン・ターナー)と、自分の気持ちを大胆なまでに表現してくるジーナ・デイビス の間で悩むウィリアムハート。 ネタバレマウス反転してよんでください
当初はヘンテコなファッションの教養のなさそうな女性だった彼女、うっとおしいとまで思っていた彼女が気になり始めてからの彼の心の動きが主題のような映画です。
残念なのは、映画公開当初はあったらしいシーン(彼と妻の間がぎくしゃくしはじめたきっかけの息子の死の場面)がDVDではカットされていること。 私は公開時の映画を見ていないのですが、たぶん、その映像があっての後半の淡々と続く話にひっぱるという意味があったのだろうにと残念に思います。
彼の変わった家族というのが味があってよかったなあ。
映画全体の感想については、たぶん自分の置かれている状況によって十人十色だと思います。
私は「妻」の立場で見てしまったので、
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自分の好みの男性だったら既婚だったとしてもガンガンわかりやすいモーションをかけはじめるジーナデイビスみたいな人がいたらーとちょっと気分が悪いかなー。
自分のことが妻に理解してもらえてないと日々感じている男性には別の見方がありそうな気もします。 ジーナデイビス(とても好きな女優さんです)は「変な女性」になりきっていて、さすがうまい。
映画の雰囲気としては「私の中のもう一人の私」の男性版という感じもありました。