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April 29, 2004

ルームメイト

■原題 SINGLE WHITE FEMALE
■製作年 1992年
■監督 バーベット・シュローダー
■星 ☆☆☆☆

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ルーム・メイトSINGLE WHITE FEMALE

■説明
ブリジット フォンダは、恋人と別れた一人暮らし。最初は軽い気持ちからルームメイトを募集する。
見つかったルームメイトはジェニファー・ジェイソン・リー 多少ダサメのおとなしそうな女の子。最初は同居もうまく行くと思っていたのだが、彼女が恋人とうまくいきはじめるにつれて、ルームメイトの様子が変わってくる。髪型・服装。。。と彼女はブリジットフォンダとだんだんそっくりになっていく。

■感想
見直してないので記憶で書いてます。
かなりネタばれていると思います。以下ネタバレが気になる方は読まないで下さいね。
ルームメイトってとても危険!恐ろしい。よく知ったもの同士だったらまだしも、初対面で一緒に住んでしまうなんて。と思った映画でした。 
 特に自分がイイナと思った人を真似てしまう人。女の子にはよくいるものです。
たとえば、アイドルそっくりの服装をし、化粧をする女の子はどこにでもいるでしょう。
そうでなくても、気になった人の口ぶり、表情、服装、いろいろなものを真似してしまう。
 でも、それが常軌を逸していたら、本当に自分そっくりになっていったら、そのうちに自分とはなんなのだろうと恐ろしくなってくる。
 
 書いていてその怖さをもう1回体験したくなってきました。レンタルして見直してみることがあったらまた書きますね。 う〜〜。ぶるぶる。。

 
 
 

April 20, 2004

ゴースト/ニューヨークの幻

■原題 GHOST
■監督 ジェリー・ザッカー
■公開年 1990年
■星 ☆☆☆☆
ゴースト/ニューヨークの幻GHOST
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■説明
 本当は、GHOST (オバケ) という題名と デミムーアが出る という情報だけ聞いて見てほしい映画。どうしても筋が知りたい方はしたの感想へ
 デミ・ムーアとパトリック・スウェイジの恋人同士 盛りだくさん奇想天外で面白い&大抵の人は泣けちゃうんじゃないかというオススメ映画。

■感想
 実は私はデミ・ムーアは好みではない。ボーイッシュすぎるし、首から下がごつすぎて(=顔が小さすぎるってこと?)どうも好きでないために、そんなに人気になるなんて?という感想でした。
 見たときに、泣くのは泣いたけど、ま・ね。こんなものか。と 世で言われている以上の目で映画は見ていなかったのです。
 今回 見直してみて、ああ、やっぱり先日書いた 夢の降る街とはちょっと違うなあ。ゴーストを見てから同じものを期待して夢の降る街を見ちゃったらそりゃ怒るだろうなあと思ったのでした。

 どんな話か ちょっとネタバレ(筋など)マウス反転させて読んでください。
これを読んじゃうと、多分監督だかなんだかオープニングの心遣いが半減するような気がして..。
 オープニングは、GHOST? 。。。この映画 オバケって何?ホラーなの?なんなの?という観客を期待させるようなオープニングです。 いかにもオバケが出そうな暗い部屋から始まります。こころなしか音楽も どういう映画なの?と想像を掻き立てるかのよう。
  そうして、オープニングタイトルが出る頃に、主役達が登場。いさましいぶち壊しスタイルです。
 そう。ここは デミ・ムーアとパトリック・スウェイジが今度新居として移り住んだアパートの 大々的改装中の一こま。

人気があったということと、筋を知っていて、皆が感動したことを知っていて見た映画だったからこそ
私の印象が薄かったのかもしれないと思いました。
前見たときに気づかなかったこの映画のおもしろさ これも反転してください

なんといっても、この映画、盛りだくさんなのです。 恋愛もの?オカルトもの?コメディ?サスペンス?道徳的なもの?すべて要素が入っています。
大筋は デミ・ムーアとパトリック・スウェイジの二人の愛が基盤にあるのですが、ウーピー・ゴールドバーグ の霊媒師あり、パトリックがまきこまれた疑惑あり、最後に謎解き、そうしてスリル・サスペンス
これでもかというほど盛り込んで、うまくまとまっている。

善人と悪人の死に方が違うって言うのは結構ウケマシタ。このシーンは子供向けかな。
問題になるほどのシーンは出てませんが、一応問題すれすれくらいの二人のシーンがありますのでご家庭によって、家族で見てOK 家族で見てNGという評価は分かれそう。

 評価がそこそこだったのは、やっぱり黒髪黒眉毛短髪で少年のようなデミ・ムーアが私の好みでなかったからなんだなあと再確認しました。(デミ・ムーアファンの方ごめん!)
それに、泣ける恋愛映画という先入観が問題だったんだなあ。
改めて面白い映画です。
 

  

April 15, 2004

ダイ・ハード

■原題 DIE HARD
■監督 ジョン・マクティアナン
■製作年 1988年
■星 ★★★★
ダイハード 1500円で2枚DVDお試しパック...
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■説明
 飛行機の中落ち着かない様子のブルースウィリスからはじまる。飛行機が苦手なのだ。今日はクリスマスイブ。奥さんはバリバリのキャリアウーマン。自分用の個室を持っている管理職だ。なんとな〜く、ナサケナイ雰囲気が漂うブルースウイリスが向かったのは最新の設備が備えられた高層ビルにある妻のオフィス。ところが。。。。

■感想
なさけなくてダメダメそうな男が まきこまれた大事件。
妻はどうなる。男はどうなる。という手に汗握るストーリー。
テロリストがカッコイイなんて書いてしまっては問題がありそうだけど、頭脳派で手際がよいテロリストがやけにかっこよく見えるのもこの映画です。(ブルースウイリスと対照的)

そのなさけない男が やけにかっこよくて頭がよさそうなテロリスト集団に一人でどう戦いを挑むかというところが見所。

これは、ヒヤヒヤドキドキを楽しむ映画なのでこれ以上は書かないでおきますね。
黒人のキャストがななかオツなところに配役されているのも良いバランスだと思います。

以下ネタバレ
なさけなかった男が映画が終わったあと、やけにかっこよいのは お決まりだけど気持ちが良いですね

April 13, 2004

夢の降る街

■原題 THE  BUTCHER'S  WIFE
■監督
■発表年 1991 年
■星 ★★★
夢の降る街THE BUTCHER'S WIFE
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■説明
原題は肉屋のかみさん?。
予知能力のあるデミムーアは 世間から離れた小島で祖母と暮らしていたが、自分の予知能力で、夫がボートでやって来るのがわかり、あっけにとられている男性をものともせず会って2日で結婚してしまう。 男はニューヨークの肉屋だったので、夫についてニューヨークにやってくる。
ところが、その予知能力が回りの人を混乱させはじめる。

■感想
これはダレ?と思うほどの人魚のような長い金髪。デミムーアでした。 
長い金髪の感じは 「スプラッシュ」の人魚みたい。
スプラッシュ 特別版Splash Special Edition
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ゴーストよりも後に公開された映画だというのもビックリ。 
てっきり デミムーアが売れる前の映画かと思いました。
デミムーアはどちらかというと 硬質の顔をしていると思うので、ふわふわの金髪よりも潔い髪型のほうがよく似合うと思う。つまりこの格好はいまひとつでした。

  ネット検索してみるとけちょんけちょんの人も多い映画でした。

私からみると、この映画はなんなんだ?という はぐらかされ続けるこのすれ違いの感覚が結構面白いです。 このストーリーどうなっちゃうの?アレ?あれ?と 画面の前で戸惑うことが沢山。
だいたい、このタイトルの肉屋の女房っていうのも、普通のファンタジーとかロマンスだったらありえないネーミングだから、そういうあたりを狙ったものではないかなあと思うのですが。
なんてったって、相手は肉屋。ぶらぶらとぶら下がった原型を多少残した豚肉を横にマジなラブシーンもなんもあったものではないと思うのです。

 「デミムーア見るんじゃ!」とか「面白い映画だ」と思わず まあ、暇つぶしにでも見ようか〜という軽いノリでみるのが吉という感じの映画でした。
必見!という映画ではないですけど。。エンドタイトルの後ろの画像までじっくり見てくださいね。

以下ラストについての多少ネタバレ

エンドタイトルの後ろ皆がおちつくところにおちついて幸せになったっていうところ。
それから、おじいさんとおばあさんは末永く仲良く暮らしましたとさ。おしまい。という感じで
これはこれで ハッピーでいいんじゃないかい?と思いましたとさ。 おしまい。

 

April 12, 2004

ミスティック ピザ

■原題 Mystic Pizza
■公開年 1988年
■監督 ドナルド・ペトリ
■星  ★★★★
ミスティックピザMYSTIC PIZZA

■説明
 田舎の漁村にあるピザ屋、ミスティックピザは おかみさんとそのご亭主がピザを作り、3人のバイトを雇っている。 美人で色気たっぷりのジュリアロバーツ。妹のアナベスギッシュは エール大学に入学が決まったばかり。その友達のリリテイラーの結婚式のシーンからはじまる。
とてもおいしいミスティックピザのレシピは秘密。
 3人のバイトの娘それぞれの青春のひとこま。

■感想
 ネット検索したところ ジュリアロバーツ リリテイラーの 実質的なデビュー作で、マッドディロンのデビュー作(1シーンのみ)だそうだ。
 ジュリアロバーツも この映画では猫背でフランケンシュタインみたいな歩き方でがっしりしていて、田舎っぽいところが この映画の設定にぴったり。
 
  面白く思ったのは、お金持ちのイイトコの坊ちゃんお嬢さんっていうのは こういう格好してるのかしらという画面をみただけで分かるような映像でした。

 内容は3人3様のエピソードが語られて、そこにバイト先のミスティックピザがちょっと絡む、ちょっと甘くて切ない若い頃の思い出という感じの映画。
 男性が主人公のこのタイプの青春映画は多いように思うのですが、女性のこのタイプの映画は始めてみました。
  なんてことなく淡々と話が進んで人情にぐっときたり、小さな事件に心がざわざわとざわめくわけですが、後味は悪くない。 私はどちらかというと好きな映画です。
 女の子の友情とかそういうものも じんわりと暖かいです。
 女の子同士って や〜な感じの付き合いを題材にするものは多いですが、こういう友情っていいなと思う映画って 私は地味でも好きだなあ。

以下ヒトコト

優等生の妹はオバサンの私からみると悪ぶっている姉以上に非常にあぶなっかしくって。
不良ぶっている姉も根はまじめで良い子だし。 

April 08, 2004

銀河鉄道の夜

■絵  ますむらひろし
■原作 宮沢賢治
■音楽 細野晴臣
■星  ★★★★
銀河鉄道の夜
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■説明
宮沢賢治の銀河鉄道の夜を ますむらひろしの描いた猫たちでアニメにしたものです。
夢をみているような静かで不思議な世界がひろがります。
 音響もすばらしく映像にぴったりあっていて幻想的な雰囲気をもりあげています。

■感想
「銀河鉄道の夜」を最初に読んだ時は子供すぎて、只の不思議な話のように読んでいたので実は私にはあまり感動の記憶がありません。
 大人になってからは、宮沢賢治はファンも多く、大学などで研究する方も多いので、何かを書くことに少し気後れしてしまうのですが、この映画は文句なしに良いです。
 最初に見たときには、猫が主人公でとても驚いたのですが、あっという間に物語に引き込まれ、静かにすべるように進む不思議な物語は不思議に心が落ち着いて、そうしてひとつひとつのエピソードにつながって自分の内面からいろいろな思いが連なって出てきます。
 
 静かな感動をよびおこす、そういう映画だと思います。

バック トゥ ザ フューチャー

■原題 BACK TO THE FUTURE
■監督 ロバート・ゼメキス
■星 ★★★★
バック・トゥ・ザ・フューチ...BACK TO THE FUTURE
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■説明
摩訶不思議なカラクリ機械で映画がはじまる。自動で沸くコーヒー。自動であけられる缶。しかし何かが変。トーストはコゲコゲ。ペットフードは容器から溢れている。
 そこにやってくるのが マイケルJフォックス。 ドク?とその部屋の主を探しているが留守らしい。アンプを悪戯しているうちに時計が遅れていることに気がつく。遅刻だ!。
 と、普通の生活をしているはずが、留守のドクからの電話で呼び出された時間に呼び出された場所に行ってみると大変な出来事にまきこまれてしまう。
題名から想像できるように、タイムマシーンを素材にした映画です。

■感想
日本語でみることができれば、子供も楽しめる楽しい映画です。
ストーリーも単純で、なんといっても 出てくる発明品がたのしい。
デロリアンという車も男の子が目を輝かせてみることうけあいです。
 テンポもよくて、ハッピーエンド。 楽しい映画ですよ。残念なのは、今現在DVDはボックスでしか発売されていないこと。 
 安価に売り出されると良いですね。
ドクの キャラクターがこれまた はまり役。


スーパーの女

■監督 伊丹十三
■公開年 1996年
■星 ★★★★

■説明
 妻をなくしてだらだらとした生活をしている津川雅彦は スーパーの経営者。ある日、近所に「安売り大魔王」というスーパーがやってきた。
 相手はつわもの。 津川の「正直屋」は風前の灯火。
   心配になった津川は相手のスーパーを偵察に行っていたところで幼なじみの宮本信子に出会う。彼女と話をしているうちに、津川はだんだんと彼女の鋭い視点に舌をまく。

■感想
 亡くなった伊丹監督の代表的映画のひとつ。テンポがよく、見ていて胸がすく。
 主役の宮本信子は今回は、特別な職業の女性ではなく、普通の主婦。 普通の主婦の鋭い観点でばっさばっさとスーパーの不正を暴いて改善していく。
  これは、時代劇にも通じるようなお茶の間映画ではないかとおもう。

 最近いろいろとスーパーで発覚した不正など。まったくこの通りの内容というのも 監督の目のつけどころと取材力を感じさせる。
 

April 02, 2004

ローマの休日

■原題 Roman Holiday
■公開 1953年
■監督 ウィリアム・ワイラー
■星  ★★★★★
ローマの休日 製作50周年記念...
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■説明
オードリーヘップバーン(アン王女)はヨーロッパを表敬訪問中。しかし、連日の堅苦しい行事にいささかうんざりしてくる。ベットに入る頃、こっそり抜け出して外に出た王女は噴水で眠くなって眠り込んでしまう。そこに通りかかったのが グレゴリーペック(ジョー新聞記者)。女性が一人でこんなところで眠ってしまってはと親切心で送ろうとするが。。。
 あまりにも有名なあの映画です。

■感想
子供の頃に見て1回でオードリーファンになってしまった映画です。その後もこの映画はずっと好きなまま。ローマの風景と王女の生き生きとしたかわいらしさが本当にすばらしい。
 王女の正体がばれてしまうのでは?とひやひやしながら最後まで楽しんでみることができました。

April 01, 2004

悲しみよこんにちは

■原題 BONJOUR TRISTESSE
■公開年 1957年
■監督 オットー・プレミンジャー
■星  ★★★★
悲しみよこんにちはBONJOUR TRISTESSE
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■説明
父デヴィッド・ニーヴンと二人暮しのジーンセバーグ。父は遊び人だが、自分もその父に合わせるように背伸びをしている。いつものことで 愛人と三人で海辺の別荘に遊びに行くが、そこに 母の友人のファッションデザイナーのデボラカーがやってくる。
 ジーンセバーグは父とデボラカーの間に父の愛人には感じなかった嫉妬を感じ始める。

■感想
今の映画にはあまりみかけない、心理描写が主な映画です。
私は、こういう話だとは知りませんでしたが、昔はこの ジーンセバーグのやった セシルという女の子のベリーショートのヘアスタイルが大流行したという話を聞いたことがあります。
 セシルカットといったそうです。
みてみるとベリーショート。頭の形も顔もよくないと似合わないわ〜。というような髪型。
でも、このベリーショート。彼女の海辺でのラフな格好にもよく合うし、フォーマルなドレススタイルにもぴったりあう、まさにオールマイティなヘアスタイルだと思いました。

 モノクロとカラーを駆使して表現してみたり、映画としてもじっくり楽しめると思います。
★はジーンセバーグのかわいさ、綺麗さをちょっとだけオマケして 4つ。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード

■原題 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード
■監督 水島努
■公開年 2003年
■星 ★★★
映画クレヨンしんちゃん...

■説明
しょぼい朝ごはんに、ぶーぶーの野原家。しかし、それには秘密があった。たまには思う存分焼肉をというみさえのアイディアで今晩は超ゴージャスな焼肉!しかし予算オーバーのため朝食を少し削ったと聞いては、皆文句を言うわけない。という、いつもながらの平和なお茶の間に突然ブロック塀を車でぶっ壊し、白衣を着た追われているらしいおじさんがやってくる。助けてくれといわれても。。。というお茶の間に 凶悪家族のテレビ放送。指名手配犯として放送されているのは、シロまで含めた野原家全員。

■感想
クレヨンしんちゃんは、モーレツ大人帝国しか見てないから今回は軽くてびっくり。
しかし、まあ、子供向けの映画というのはこういうものだろうと思う。平均点の★三つ。

 以下ネタバレ

 息子が一番気に入った場面は、自転車チェイスだそうだ。たしかに大人たちを振り切った自転車チェイスはかっこよい。気持ちよさそうだ。

 私が一番気に入ったのは。熱海の怪しいおじさんのダンスと歌。そうして怪しげな機械によるナンセンスな変身。こういうナンセンスもの結構スキ。
 米米クラブ(ふるいですか?)のジェームス小野田を思い出したり、結構好きだった「金のギター」という歌を思い出したりしたのでした。

ま、かる〜く。子供と一緒にね!