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■原題 THE MIGHTY
■監督 ピーター・チェルソム
■星 ★★★★★
マイ・フレンド・メモリー | |
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■説明
「人殺しの息子の頭の中身は空っぽ」とはやし立てられる主人公は中学を2年も落第している男の子。体はでかいけれど、皆にバカにされても立ち向かうわけでもなく、ほとんど口もきかない。
そんな彼と、となりに越してきた男の子の物語。
■感想
上のアマゾンのリンクをたどってしまうと、ほとんどネタバレ状態の評があります。ご注意を。
なんの前提知識もないまま なにげなく見始めてしまったのですが、最初からぐっと映画に引き込まれてしまいました。 エルデン・ヘンソン キーラン・カルキン 子役二人の演技がすばらしい。
はっと気がつくと キアラン・カルキンのお母さんをシャロンストーンがやっていました。「あれ?シャロンストーン?」と気付かないほど地味な役でしたが、押さえ気味の演技も良かったと思います。こういう役もできる女優さんだったんだなあ。
それにしても、この安っぽい 「マイ フレンド メモリー」というやる気のない邦題はなんだろう?
と思っていたらこの映画を検索したとたん 同じような記載に山ほどあたりました。皆そう思うよね。
納得しながら読んだ映画評は
マイ・フレンド・メモリー(wad'sさんの映画メモ)
原作は
Freak the Mighty | |
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日本語訳は
フリーク・ザ・マイティ―勇士フリーク | |
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さて、以下はネタバレ
二人の少年の出会いの夜のシーンがとても美しくて。まるで恋愛映画の恋に落ちる場面のよう。仏頂面しかしていなかった エルデン・ヘンソンの表情の変化がすばらしいです。 泣かせるための映画は「これでもか。これでもか」と泣かせの場面で攻撃してくるものだけれど、この映画は あっけないほどにストンと進むストーリーにこちらが驚いてしまいました。そうして、かえってそれがこちらの心に響く映画になっているように思います。 特に ラスト直前に エルデン・ヘンソンが 「秘密」と教えられた建物に入ってからの表情はすばらしかったです。
ああ、こうやって書いていると何がどうすばらしかったのか書けば書くほど陳腐な感じがしてきました。私は何度も何度でも見直したい映画です。
因みに 昨日は2回もみてしまいました。 今日ももう一回見てもよいくらいです。
追記
主題歌は スティングが歌っているそうです。
一部抜粋
破れても勇気を持ち
負けても誇りを失わず
打たれても立ち上がり
禁じられても語り
呪われても はね返し
拷問されても耐え
盲目にされても見つめ
毒を盛られても清め
声を奪われても歌い
足かせをされても走り
踏みにじられても 太陽に顔を向けよう
ぼくらは世界を見下ろして歩く
■著者 池田あきこ
■星 ★★★
ダヤンのスープ読本 | |
![]() | 池田 あきこ 佐藤 かずよ ほるぷ出版 1997-09 売り上げランキング : 316,890 おすすめ平均 ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
前半絵本、後半レシピ本という体裁です。同じく文庫本サイズも出ていますが、ダヤンのミステリークッキング同様あえてこちらのハードカバーをオススメ。文庫本では味わい半減です。
あくまでも私の中での評価なのですが、ダヤンのミステリークッキングは大好き。こちらはまあまあという感じです。 どうしてだろう。。。と考えると、縦横無尽にページを使った絵本?の絵は素敵なのに、フォントがとってもそっけない。ダヤンの魔術的な雰囲気に合わない。 どうせだったら手書き文字の方がよかったろうになあとちょっと残念。 そういえば、ISTO DANSOUPのページは 手書き文字が散らばっていていい雰囲気だもの。
素敵な朝のおめざめスープ (バナナのヨーグルトスープ)など、ちょっと作ってみたいデザート系スープものっています。
■原題 ON GOLDEN POND
■監督 マーク・ライデル
■星 ★★★★
黄昏 | |
![]() | ヘンリー・フォンダ アーネスト・トンプソン マーク・ライデル ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-11-25 売り上げランキング : 4,712 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
湖の近くの別荘ににやってきたのは老齢の夫婦。夫の方はかなり偏屈。奥さんは楽天家。あしたは夫の誕生日。長く連絡をとっていない娘がフィアンセをつれてくるという。
■感想
同じように男女が主人公でありながら一つ前のトゥルーロマンスとは真反対に位置づけられるだろうなあーと思うストーリー。 両親の老いも感じつつ、もうそろそろ自分が老いたらとか、自分が寿命を迎えたらとおもうこともあるようになった私だけれど、なによりこんな風に夫婦で年がとれたらいいなあと思うような映画でした。
若い頃には死というのは恐ろしいものでしかなかったのだけれど、生きているものはいつかは死んでしまうという自然の摂理を、ある程度年をとった今はそのまますんなりと受け入れることができるようになってきたと感じます。 そういう「近い将来自分のことになるであろう老い」というもの「私もいつかは迎えることになるであろう死」というものを、今の私くらいの年齢になったら自然なこととして受け入れられるものだなあとおもいつつ映画を見ました。
夫と二人で見たのですが、老齢を迎えた人の行動は危うくて見ていられないような感じです。
でも、二人で暮らすしかなければ、お互いできるだけのことで補いあって生きていくしかないんだなあとおもいつつも、人生の終わりに向かうひとときをこんな風に迎えられたらいいなあと思ってみました。
いつもは、映画の題が「しっくりこない」と思うことが多いのですが、この邦題はすばらしいと思いました。
老いてもなお美しいキャサリーンヘップバーンが輝くようです。
ケース裏の説明では、
実生活でも確執が伝えられたフォンだ父娘の競演、長年アカデミー賞に縁のなかった父、ヘンリーが初の主演男優賞を受賞したことでも話題となった
J・フォンダが不仲だった実父ヘンリーのために用意した作品で、スクリーンの裏側でも映画同様の葛藤が行われていた。念願かない、父と娘の絆は現実でも虚構でも復活し、ヘンリーはオスカーを受けて永眠。とあります。
■原題 True Romance
■監督 トニー・スコット
■星 ★★★★
トゥルー・ロマンス | |
![]() | クリスチャン・スレイター トニー・スコット パトリシア・アークエット アミューズソフトエンタテインメント 2002-09-27 売り上げランキング : 3,087 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
クリスチャン・スレータ演じるクラレンスは誕生日に自分の大好きなカンフー映画を一人で見に行く。
そこに、同じく映画を一人で見にきていたパトリシア・アークエット演じるコールガールの女の子と意気投合。あまり女の子ウケしない彼の趣味を彼女は興味深げに聞く。
■感想
不思議な映画。 トゥルー・ロマンス という題名からは想像もできないような話が早いスピードで展開していき、観客の方は「え?そんなことになってしまっていいの?」とあまりの血みどろさ、設定のグロテスクさに腰が引けながらも、全体を見終わると、「ああ、これはやっぱりロマンスなのかな」と思ってしまう映画。
理性をもってみていると「ダメだよ」という気持ちがガンガンに頭の中に鳴りひびくけれど、そういう類の映画を見るときの不快感とは違うというのはどうしてだろう。 主人公の二人の行動は間違ってはいても 気持ちがまっすぐさわやかだからということなのかもしれない。
「これが彼ら流のロマンスなんだ」という感じの映画でした。
見終わった後、たとえるならば。。と考えていて 「フロムダスク ティルドーン」やら、古いところでは「タクシードライバー」を思い出しました。でも、タクシードライバーとは印象がちょっと違う。映画の中でクリスチャンスレーターが 「オスカーをとるような映画はどれも皆面白くない」なんて語ります。
フロムダスク ティルドーンもそうだったのですが、展開が読めない。 普通の映画だったらこうなるはずという頭の中に浮かんだ筋がことごとく裏切られていく裏をかかれるというところもこの映画の魅力だと思います。そんな風にこの記事を書こうとおもって検索したら、 それもそのはず、脚本はタランティーノだったのですね。
監督のトニースコットは私が好きなリドリースコットの兄弟というのは初めて知りました。
配役の妙も大きいと思います。主役のクラレンスにさわやかさが感じられなければ オタッキーな気持ち悪いだけの映画になってしまうかもしれないし、パトリシア アークエットにも ダーティな雰囲気が出てしまってもダメだったと思うのですが、この二人が妙にさわやか系なところがまた絶妙なバランスだったのでしょう。
クラレンスの友達のルームメイトとして、ブラッド・ピットが出ています。なんにもしていないのに、こっちの方がずっと自堕落な感じがするのも面白いです。 映画自体としては常識をくつがえされる面白い作品だと思うのですが、やっぱり暴力やらちみどろやら、母という観点ではマイナス1点で四つ★にしました。
■原題 INDECENT PROPOSAL
■監督 エイドリアン・ライン
■星 ★★★
幸福の条件 | |
![]() | ロバート・レッドフォード エイドリアン・ライン デミ・ムーア パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-10-21 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
学生時代からの付き合いの デミ・ムーアと ウディ・ハレルソンは結婚して7年目の夫婦。自分たちなりに幸せな生活を送っていたのだが、世の不況により、一文無しになってしまいそうになる。
二人の希望の象徴のように夢を持って建てようとした家までも差し押さえられてしまう。
■感想
ロバートレッドフォードの演じる大金持ちが、デミムーアに一目ぼれして「奥さんと一晩過ごす代償にお金を」と言い出すことにより微妙になっていく デミ・ムーアとウディ・ハレルソンの間柄という筋。
ジャケット写真を見るとなんとなくエッチっぽい雰囲気を期待しそうな雰囲気ですが、内容はそういうものではなく、優等生風のロバートレッドフォードらしい話ではあります。ま、それなりのシーンはあるにはありますが。
私が一番印象に残ったのがデミ・ムーア。 まずは学生時代のサエないデミ・ムーア。ずらりと銀色の歯列矯正器具をつけたまま笑う顔が「ひっ!」と思うくらい怖い。 それから、結婚後からロバートレッドフォードと会うまでのデミ・ムーア。こちらは、相変わらず肩幅が広くてゴツイ体に素っ頓狂なファッション。この当時ってこういうファッションがはやっていたのかな? どれひとつとってもヘンテコな格好です。 ロバートレッドフォードと会って、それなりの場所に出かけるデミ・ムーアは、「うーん。やっぱり綺麗な人ではあるんだねえ」とうなる。でも、この人顔が小さすぎるのかどうも体とのバランスがヘンなんですよね。妙に胸が大きいし、それを意識してだかこの人がこの映画の中で着るドレスがよく見るとどれもなんだか違和感のあるデザインで。男性には人気があるのかもしれないけれど。
さて、映画のストーリーの方は 日本にもつい最近世を騒がせた「金で全てが買える」と言った人がいましたが、この映画の中のレッドフォードがまさにそれ。「この世にはお金では買えないものもある」というデミ・ムーアに反発して「金で買えないものはない」と言い切ります。
ロバートレッドフォードの役柄は、まあさすがといったところでしょうか。年をとっていても青年の面影があるようなさわやかさをどこかに残した印象は、彼以外では難しい役どころだったかもしれません。
年をとっても、恋する役柄というのは難しいです。いやらしい感じならばわりと誰でもだせそうな雰囲気ですが、サラリとそういう感じを与えない演技は彼ならではなのかと思いました。反対に彼にはドロドロのエッチっぽい役のほうが無理なのかも。
一番重要なところなのに、わからなくて残念だったのは、コインのどっちが表でどっちが裏かということ。たとえば10円だったら平等院鳳凰堂 のある方が表とか。 コインがバッチリ写っていても 「あれ?こっちが表なの?裏なの?」とわからない。
内容としては、うーん。「ありえなーい」いや、いくらお金に困っていてもそれはないでしょう。そういう決断をするのは、すでに信頼関係がお互い失われていますわ。なんて思ったりしました。
デミ・ムーアが好きな人やロバートレッドフォードが好きな人にオススメということでしょうか。
■原題 WHAT WOMEN WANT
■監督 ナンシー・マイヤーズ
■星 ★★★
ハート・オブ・ウーマン | |
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■説明
メル・ギブソン扮する主人公は、今となってはセクハラともとられそうな広告を主体に作っている男。実際、彼に対するまわりの女性の評も最低。でも、そんなことはまったく知らず、悠々自適周りのことなどまったく眼中になくわが道を行っている。 ところが、ちょっとしたハプニング。別れた妻が再婚することになり、新婚旅行中に15歳の娘を預かってくれとのこと。娘は彼のことを親として認めていないし、難しい年頃だし。おまけに、広告収入がぱっとしないということで、新しい上司に女性が来るという。大ピンチ。
■感想
ストーリーは「わりとよくある」感。コメディだからそれもまた良しなのかな。メル・ギブソンはハードボイルドな役やカッコイイ男の役をやるよりも、ちょっとドジだったり、ヘンだったりした「いい人」の役をやる方が私は好きだ。顔がくどい?からかなあ。
偶然だけれど、最近見た「恋愛小説家」のヒロイン ヘレンハント がこちらでは別人のような役だった。
それなりに楽しめたけれど、無理して見る必要がないような、可もなく不可もなく。。みたいな感じでした。 メル・ギブソンのファンだったら押さえておくと良いという感じでしょうか。
邦題の 「ハート・オブ・ウーマン」というのがあまりしっくりこないなー。 2001年作なので、そう古いわけではないと思うのだけれど、「女の人の’考えていること’がわかる」というときに使う単語は ハート じゃないよなあ。。と 「彼女のハートがわからない」なんて、今じゃ言わないと思う。たぶん。
■原題 STEEL MAGNOLIAS
■監督 ハーバート・ロス
■星 ★★★★
マグノリアの花たち コレクターズ・エディション | |
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■説明
田舎町のある朝、ふらりとやってきたさえない風貌の女性(ダリル・ハナ)は地元の美容院に雇われることになる。おりしもその日は シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式。式の髪をセットするために、シェルビーと母マリン(サリー・フィールド)や近所の面々は美容院に集まり、わくわくと式のしたくをする。ところが...
■感想
まったく前知識なしで見始めたこの映画、頻繁に出てくる美容院でセットされた頭はふわふわとどれも大きすぎて なんとなく田舎っぽい。家も田舎のごちゃごちゃした雰囲気をよくあらわしていて 退屈かな?とおもいつつ見ていた。 ジュリア・ロバーツはまだ無名時代だそうで、熱演しているという感想。一度前半で眠くなってしまったので、しきりなおしてもう一度見なおした。
もしかすると、この田舎町の中に入り込めないととてつもなく退屈な映画かもしれない。
この映画は、ジュリア・ロバーツを見ようと思って見るととんでもなくまじめすぎて眠くなる映画ではないかな?と思った。でも、
以下ネタバレのため フォントの色を変えますので マウスで反転してみてください
後半、シェルビーを心配する母マリンの気持ちが痛いほど伝わってきて、私は泣いてしまった。
常々、うちでは夫にお願いしていることがあって、もし私の身になにかあっても、臓器移植などはしなくて良いからそのまま寿命を迎えさせてくださいということ。その代わり、大変申し訳ないけれど、もし植物状態になったとしても、脳死だと伝えられても寿命を迎えるまでそっとして置いてくださいということ。
でも、本当に夫や息子や身内が病院に運ばれて生命維持装置つきで面会することになったとき、もう望みがないと言い渡されても私はそのスイッチを切ることに同意できるだろうか。
見始めたときには 「大食い選手権の赤坂さんに似ているなあ」程度にしか見ていなかった サリーフィールドの熱演にはすっかりとひきこまれてしまいました。
昔のかわいらしいイメージはすっかりと払拭したシャリー・マクレーンの一癖あるおばあさんぶりが見どころのひとつかと思います。
相手を知り尽くしているからこその毒舌。究極のご近所づきあい。芯のある強い女性たち。うっとおしいようで、うらやましいような街のあたたかさも感じた映画でした。
■原題 AS GOOD AS IT GETS
■監督 ジェームズ・L・ブルックス
■星 ★★★★
恋愛小説家 | |
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■説明
ジャック・ニコルソン主演男優賞 ヘレン・ハント主演女優賞をゴールデングローブ・アカデミー賞
で獲得した映画ということ。 恋愛小説家のジャック・ニコルソン扮する主人公は小説を離れた現実の世界では大変な変わり者で皆から疎まれている存在。そんな彼がひょんなことから隣人とかかわることになり。。
■感想
ジャック・ニコルソンの意地悪&ワガママオヤジぶりは堂に入っていて彼以外にこの役に はまるひとはいないんじゃないかと思うほど。でも、彼の抱えている問題が見えてくると同時に彼のことがだんだん好きになってきます。 そうして、だんだんに彼の不器用さもわかってくる。
若い人よりも、少し年をとった人のためのラブストーリなのかもしれません。
ラブストリーというと、甘ったるくて見ていられないものを想像してしまうけれど、これはさすがにジャックニコルソン。 うまく苦味も渋みもおりまぜて、そこは味わい深い物語になっていました。
見終わってから数日たっているのですが、驚いたことにこの映画の記憶はジャックニコルソン一色になっていました。おそるべし。
■著者 池田あきこ
■星 ★★★★★
ダヤンのミステリークッキング | |
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■説明
ちょっと不思議な雰囲気の絵が魅力のダヤンですが、その持ち味の絵と、そうして1ページちょっとの短いストーリーそれも、からっと明るいものではなく、ハリーポッターのダイナゴン横丁のような「なにかあるぞ?」という雰囲気のもの。そうして、そのお話の中に出てきたお料理。
話はずれますが、ダイナゴン横丁と書こうとしてつい変換して 大納言横丁と!。(^^)笑いました。
■感想
息子の友達のお姉さんが小学校を卒業するのでプレゼント?と探していて思いついたのがこの本。よさそうだとは思うものの、本は実物をみてみないとわからない。注文して届いたものを見たら、文庫サイズでした。妙に安いと思ったー。
中を見てみると私も大好きな雰囲気。これは、ハードカバーもあるはず。と探してみるとありました。
ダヤンのミステリークッキング | |
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ぱらぱらと気になるタイトルや絵でちょいと読んでみるということができるし、気になるレシピを作ってもよいし。手元に一冊置いておきたいと思う本です。
お気に入りになりました。
漢字にはたまーに振り仮名がある程度です。
■著者 池田あきこ
■星 ★★★★
ヨーヨーのちょこっと猫つまみ | |
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■説明
猫たちが主人公のちょっとした漫画のようなお話と、それに関わるレシピが乗っています。
全ページカラー
■感想
絵本だとばかり思って、購入時に「安いなあ」と思ったら、文庫サイズでした。残念。
絵本だったらもっともっと楽しめただろうになあ。 とはいっても、小さくても十分魅力的な本です。
森と夜空のホットサラダ。パスタの記憶トマト風味。なんて名前だけ聞いてもつい食べたくなってしまいます。
■原題 HEARTBRAKERS
■監督 デヴィッド・マーキン
■星 ★★★★
ハートブレイカー | |
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■説明
幸せな結婚式を終えて、お姫様抱っこをしてもらったシガニーウィーバー。しかし、廊下の長さがなんとなく。。。。んん? コメディの予感。 中年女性の魅力をふりまいて、あっと驚くシガニーさんの大胆さ。。。だけれど。。。。
■感想
どういう映画だか知らずに見始めたら、妙に楽しい映画でした。 エイリアンのころのシガニーさんからは想像もつかないようなゴージャスぶり。 そう考えてみると、彼女はエイリアンみたいな体力系以外もいろいろな役をこなしている女優さんなんですね。
筋はだいたい読めますが、それが安心につながって気を楽にして随所の笑いを楽しめます。
ジーンハックマンの鼻の頭が赤いへんなオヤジも。 レイ・リオッタの怪しい顔つきも、そうして妙にウブなところも。 たぶん、男性は ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのハタから見ると支離滅裂・意味不明な行動も。気に入るんじゃないかなー。
テンポよくてストレス解消にもってこいの楽しい映画です。
公式サイトはこちら でも、ここには筋もわりと書いてあるので。。。私としてはあまりあらすじを知らずに見たほうが楽しめると思います。
以下ネタバレ
フォントの色を変えていますのでマウスで反転して読んでください
不気味なメイドさんはもしかしたら ヒッチコックのレベッカで出てきた?
元夫を縛り付けるのは?もしや氷の微笑?なんとなくシガニーさんとシャロンストーンの雰囲気もなぜか似ているような気も? とこちらでもたのしめました。