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■監督【著者】 東野圭吾
■出版社 講談社文庫
■星 ★★★★
むかし僕が死んだ家講談社文庫
■説明
昔、付き合っていた女性と久々に同窓会で出あった。
彼女は結婚し、女の子の母であるという。
その場では言葉を交わすこともなかった彼女から突然電話がかかってくる。
父の遺品の中にあった鍵が何の鍵であったかたしかめるために付き合ってもらえないかとのこと。
■感想
悪意よりも、こちらのほうが私としては受け入れやすかった。
悪意と同じように 手がかりは文章の中にある。
こちらの結末の方が、私は悪意よりも好き。
■著者東野圭吾
■出版社 講談社文庫
■星 ★★
悪意講談社文庫
■説明
野々口は昔の同級生であり、作家として先輩であり恩人である人気作家日高の家を訪ねた。丁度野々口が帰った直後に日高は殺されてしまう。
何故、誰に日高は殺されたのか。
■感想
最初から、最後まで、関係者の手記という形で構成されている。少し変わった作品。
面白いのか?と構えて読んだからか、なんとなく中盤で動機や犯人がわかってしまったのが ★★の理由。
犯人がわかってももやもやとした気持ちが増すばかりだということが★が少ないもうひとつの理由かも。
■原題 Gone With the Wind
■監督【著者】 マーガレット・ミッチェル
■出版社 新潮文庫
■星 ★★★★★
風と共に去りぬ 1 (1)新潮文庫 ミ 3-1
風と共に去りぬ 2 (2)新潮文庫 ミ 3-2
風と共に去りぬ〈3〉集英社文庫
風と共に去りぬ〈4〉集英社文庫
風と共に去りぬ 5 (5)新潮文庫 ミ 3-5
■説明
南北戦争の頃の南部に生まれたスカーレット・オハラの
「波乱万丈」(って死語かな?)の半生を描く長編歴史小説。
■感想
映画で、あまりにも有名な 「風と共に去りぬ」。
原作を読もうとはおもったことがありませんでした。
ところが、読んでみるとそれぞれの登場人物の思考や性格がきっちりとつくりこまれており、本当に面白い。
5巻というかなりの長さの本ですが、一気に読みました。
涙なしでは読めない場面も。
映画と原作を両方というと、どちらかが色あせることが多いのですが、見てから読んだのが正解なのかこの本は映画よりも数倍面白く、なおかつ映画も色あせない。そういう本でした。 オススメです。
■監督【著者】 ダイアン・デヴィットドン
■星 ★★★★
クッキング・ママの召喚状集英社文庫
■説明
前に読んだもののひとつ前の話だったようで。
ミニヨン化粧品の新色発表会のケータリングを頼まれたゴルディは、ジュリアンと一緒に準備を進める。
そこに現れたのはミニヨン化粧品の販売員をしているクレア。ジュリアンの恋人である。彼女はものすごい美人。
ジュリアンは気もそぞろ。
■感想
クッキングママシリーズの中でバランスのとれた話だったように思います。
途中青いバラが出てきたりしたから私にとって面白かったということかもしれない。
いつも通りのパワフルなゴルディのメチャクチャな素人探偵シリーズ。今回は低カロリーのレシピが満載です。