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May 25, 2006

魔女モティ

■著者 柏葉幸子
■星   ★★★★

魔女モティ
魔女モティ柏葉 幸子 講談社 2004-07-13売り上げランキング : 135,150Amazonで詳しく見る by G-Tools

■説明
 小学校五年生の紀恵は家出中。紀恵のきょうだいは、中二のお姉さんと来年小学校に上がる弟。紀恵は真ん中の子だ。お父さんもお母さんも「子供は何人いても、同じようにかわいい。」というけれど、 本当は同じじゃないから、同じように同じようにと言っているんだと紀恵は思っていた。だって...

■感想
 霧のむこうのふしぎな町(読書記録へリンク)をアマゾンで検索していたら、この本もイカガ?と紹介されていたので、気になった本。私は長女だけれど、真ん中の子の気持ちを、こういうこともあるのかもしれないと思いつつ読んだ。 子供の頃 「お母さんが心配してくれればいい」と思って家出したいと思ったこと、あったあった。 
 私がこの本を読んでいると息子が、「おもしろい?」と聞くので「おもしろいよ」と答えると「読んで」とのこと。最初の一章を夫と息子の前で読むと「ひどーい」と息子「それはひどいなあ」と夫。 紀恵ちゃん、みんな紀恵ちゃんが家出をしたかったわけわかったみたいだよ。。と思った。私ももちろん「それはひどい」と思ったからどんどん次を読んだわけだ。

 紀恵と同じ小学校5年生の女の子にピッタリの本だとおもうけれど、母親として自信をなくしているお母さんもなにか感じることがあるかも。同じ年頃の娘・息子をもつお母さんが読むとまた、別の感想がありそうだ。

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