■原題 MY BEST FRIEND'S WEDDING
■監督 P・J・ホーガン
■星 ★★★
ベスト・フレンズ・ウェディング | |
ジュリア・ロバーツ キャメロン・ディアス ダーモット・マルロニー ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-09-27売り上げランキング : 62534おすすめ平均 人生いろいろAmazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
突然に舞い込んだ知らせは、元恋人からの結婚の知らせだった。一度は恋人だったのに、そのうち気がなくなってしまい、先方から友達でいてほしいと言われた仲だったのに。寝耳に水のジュリアン(ジュリア・ロバーツ)おまけにモトカレ(ダーモット・マローニー)(は、相手(キャメロンディアス)にメロメロ状態のよう。
■感想
あるある。と、ふと思った人おおかったんじゃないかなあ。「悪い人じゃないし、嫌いでもないけれど、でも結婚相手としては考えられないわ〜」と思っていた相手が突然結婚するという話しを聞いたら、とつぜん相手に対して腹がたつというか。
大学時代の先輩(ただの先輩。付き合ってはなかった)と、就職後に会うことになり、暇だから一緒に映画を見に行こうと誘われて行ってみたら、割と楽しくて、へえー。面白い人だったんだな。と。「pon2が30になっても結婚してなかったら もらってやってもいいぞ」なんて言われ、その時は「結婚なんて アリエナイ」(別につきあってなかったし、好みじゃなかった)と思っていたのに、「ま、最後の最後の保険にしておいてもいいかもね。。」(ナンチュー傲慢な。。m(__)m)と勝手にきめていたら、数年後、私に何の連絡もなく結婚したという話しを聞き、なんか、好きでもなかったのに最後の頼みの綱にしようと思った保険に裏切られたような気持ちになったというか。。(私は真に受けたが、付き合ってもいない私に対しての言だから、相手はシャレのつもりだったのではないかと。)まさにそういうの 思い出してしまいました。
そういう感じのジュリア。身の回りにはよさげな人がいるのにどれも 決め手にならないっていうかねえ。おまけに、相手のキャメロンが、妙にかわいくて意地悪しようとしても、付け入るすきがないっていうか。。すべてにおいてジュリアが負けちゃくというか。(もー。今のCMと比べるとびっくりするくらい若い! 大学生の役) そうすると、余計にクヤシーのだろうな。
しかし、後半のジュリアはちょっといけてない。それはやりすぎだってばよー。 で、ラストは。。。と書いちゃうと見る人が詰まんなくなりそうだから書けないなあ。
私はダーモットより、ルパート・エヴェレットの方がかっこイイと思いましたが。。しかし、彼は。。。。。 なんだよねー。あー人生ってウマクイカナイワ。。。 なんちって。
■著者 池井戸 潤
■星 ★★★★★
空飛ぶタイヤ | |
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■説明
書き出しは自分で読んで欲しいので。。。スミマセン。書きません。
■感想
もう大人向けの本を面白いと思うことはないのかもしれないと思い始めていました。この本は細かい文字の二段組み。 ぱっと開いただけで、「うっ」とくるボリューム。 子供用ファンタジーになれた私が読めるかな?と 敬遠してしまい、読み始めを2回も遅らせたのですが、読み始めたら止まらなかった。一気に読み終わってしまいました。 面白かった。面白かった。本当に面白かった。
だまされたとおもって、導入部を読み、それから最初の一章までを読んでみてください。たぶん止まらなくなると思う。
企業小説(というジャンルがあるのかな)です。
■原題 THE BOURNE IDENTITY
■監督 ダグ・リーマン
■星 ★★★★
ボーン・アイデンティティー | |
ジョン・パウエル マット・デイモン フランカ・ポテンテ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2004-07-07売り上げランキング : 54686おすすめ平均 エレガントなアクション映画マット=ディモンがなかなか良いですストレートに面白かったAmazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
洋上を漂っていた男をひきあげてみると 銃弾で撃たれていた。そうして、臀部には銀行口座を示すレーザー発光機が埋め込まれていた。誰が?何のために?
■感想
ひとつ前のクリムゾン・リバーがいまひとつだったので、期待せずにみた。しかし、予想以上にテンポもよく結構おもしろく見ることができた。 難点は、巻き込まれたヒロイン フランカ・ポテンテがあまり可愛くないことかなあ。 最初に見たときは オバサンかと思った。 しかし、マット・デイモンもこわもて系で正統派美男ではないし、辛口のかっこいい映画に仕上げようとしたら、ここで美男美女が出てきてはいま一つなのかもしれない。 それじゃ、007のような娯楽大作になっちゃうもんな。
ちょっとネタバレっぽいので色を変えますが
CIAでも、中間管理職の悲哀っていうか。悲しいものがありますね。最初からなんだか元気ないもんな。
なんて思いました。
■原題 Crimson rivers
■監督 マチュー・カソヴィッツ
■星 ★★
クリムゾン・リバー | |
ジャン・レノ ヴァンサン・カッセル ナディア・ファレス ギャガ・コミュニケーションズ 2007-06-01 売り上げランキング : 48080 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
ロッククライマーが見つけた奇妙な死体は、どうやら拷問をうけていたらしい。捜査に訪れた刑事(ジャン・レノ)。 調べれば不可解なことばかりが出てくる。
■感想
雰囲気は少しおどろおどろしいし、死体は出てくるわ、猟奇的だわの映像はあるんだけれど、なんだかちっとも怖くないし、おまけに 謎解きされても なんとも納得のいかない結末でいま一つの映画でした。 どうやら、映画は説明不足で原作本を読んだ方がわかりやすいらしいです。
■著者 恒川 光太郎
■星 ★★★★
雷の季節の終わりに | |
恒川 光太郎 角川書店 2006-11 売り上げランキング : 47173 おすすめ平均 イメージの世界を堪能できたが、、。 隠れ里『穏』 『夜市』から骨子をしっかりさせた第2作 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
雷の音を聞くと、私は昔住んでいた穏という土地のことを思い出し、暗い気持ちになる。そこは、地図に載っていない土地。冬と春の間に雷季がある場所だ。
■感想
子ども向けファンタジーを読むようになってから、その世界の広さに圧倒されて 大人向けのこういう本への私の評価が少し辛めになっているなあと感じます。淡々とした語りは昔話のようで、少しずつ読み進むについれてさまざまな謎が解けるていくこの本はとても面白かったのだけれど、いまひとつ何かが足りない気がして★4つにしました。この本は2作目。前作は「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞したとのことです。