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January 22, 2005

黒革の手帖

■著者 松本清張
■星 ☆☆☆☆

黒革の手帖 (上巻)
松本 清張

新潮社 1983-01
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■説明
米倉涼子が主演したらしいテレビドラマの原作。(ドラマは未見)。
銀座のクラブに入った新人ホステスはどうも素人っぽくて垢抜けない。客の画家Aが尋ねたところ、ママは、「幼馴染が突然尋ねてきて、今度店を出したいから見習いに使ってほしいとのことで雇っている」のだとのこと。その新人ホステスは、原口元子。長年まじめに銀行に勤めあげてきたベテラン行員という信頼も厚いが、周囲からは今でいう「お局(つぼね)」と呼ばれるような状態であった。

■感想
久々の松本清張。上下巻の長編だが、すんなりと読めてしまうところなど「うまいなあ」と思いながら読んだ。たとえば、預金や総会屋などさまざまな知識が必要な場も「知らない人がわるいのよ」と読み手に苦痛を強いることなく、さりげなくその内容がわかるように心が砕いてある。

興味を持ったのは、ちょうどこれを放映していたころに、テレビ局のロビーで米倉涼子の看板を見たから。 「松本清張原作」とあり 興味をひいたところに 「黒革の手帖」。
 「黒革の手帖」とはなんて想像力をかきたてる題名であろうか。ただの手帳ではなく 黒革なのだ。誰が持っているものなのか。その手帖の中に書かれているものは何なのだろう。どういう秘密が隠されているのだろう。と題名を聞いただけで想像力をかきたてられる。 

 読み終わってみて、まさにテレビドラマにうってつけ。ドラマの方も見てみたかったような気もする。

ここ以降は、ネタバレ
結末に驚いた。そうして、私は元子がかわいそうになった。たしかにえげつないことをたくさんした。「そりゃやりすぎだよ 元子さん。」と心で思いながら読んだことも多かった。勧善懲悪。悪いことをすると必ずその報いは自分に戻ってくるという物語?。
 そうだとしても、元子がちょっと気の毒になる。そこまでしっぺ返しされるほどのことだったのか?ちょっとひどすぎやしないか。それとも、簡単に悪を目指そうとしたのがいけなかったのか。上には上がいるということか?。それは、悪を目指し多少うまくいっていると思っても、世にはもっともっと筋金入りの悪がいるものなのだということなのか。

 それにしても、最後の最後。よりにもよって。たしかに、後半なぜそこまで焦るとおもうような彼女だったのだが、最後の最後彼女は運が悪すぎるとしか言いようがない。

この本。その最後の1ページを読むまではホラーだとは思っていなかったのですが、ホラーだったのかもしれません

テレビドラマの方はDVD化されているようです。(1)(2)巻があるようでした。
結末は小説とはまた違う結末だそうです。

黒革の手帖(1)
米倉涼子

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DVDBOXも出ているようです。
黒革の手帖 DVD-BOX
米倉涼子

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テレビ局のサイトはこちら
http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawa/
 ストーリーをさらっとみてみたら、ほぼ別の話のようでもありますね。米倉さんを見るならテレビ。でも清張はおどろおどろしくてドラマをご覧になった方も読まれて損はないと思います。

   

January 17, 2005

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

■原題 Harry Potter AND THE PRISONER OF AZKABAN
■公開年 2004年
■監督 アルフォンソ・キュアロン
■星 ☆☆☆☆

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版
アルフォンソ・キュアロン

ワーナー・ホーム・ビデオ 2004-12-17
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■説明
あいかわらず、養父(叔父)夫婦に邪魔者扱いをされてしまうハリー。我慢にも限度があり、心ならずもたずねてきた意地悪な叔母を風船のように膨らませてしまった。後悔しながらも行き場のない思いで外に出るハリーに突如近づいてきたのはヘンテコなバス。

■感想
今回は原作を読まないままに映画を見ることになりました。全体としては、なんだかさらっと話がおわってしまい、これは私たち見るほうが慣れてしまったのか、それとも別の理由なのか。もしかすると本を読まずにみたら1・2作目もこんなものだったのかもしれません。☆四つは映画一般としてみるといろいろたのしめるし、それなりに満足度は高いけれど、でも、いかにも「後に続きます」っていう「つなぎ」的な感じも多少あったから微妙なところです。
 第一作目でセンセーショナルだった「魔法使いの男の子」が映画を見る側からしても「周知の事実」となってしまった3作目となるとインパクトも薄く、前ほどのテンションを持ちながら今後も見続けていくことができるかどうかがチョット不安でもあります。よりビジュアルよりも物語に重きをおいていかないと7作も8作も続けていくには息切れしそうにも思います。チョット心配。

 配役について、前作までのダンブルドア先生役(リチャード・ハリス)がなくなってしまったので今回配役変更(マイケル・ガンボン)されたことが心配でしたが、前作ほどストーリーに重要な役割を果たしてないから出るカットも少なめであったからか あまり違和感なく出来上がっていたように思います。少しずつ出番を増やしていく予定なのかしら。。と思いました。この感想は私がリチャード・ハリスに思いいれが少なかったからかもしれません。
 今回とても面白かったのは占い学の先生 エマ・トンプソン 素っ頓狂な表情やファッションがまさにはまり役。「こんな人いそう!」という感じでした。こんな風にいろいろな役をこなすということはやっぱり才能があるんだなあなどと思いながらみました。

 不気味な映像が多かったけれど、前作までの「冒険」や「謎解き」部分などわくわくする場面がが少ないのが残念。これは本を読んでいないから物語がそうなのか、映画がそうなのかわかりませんが。

さて、巷では ハリーポッターに232の間違い

 
2004年度に公開された映画のうち、時間の流れやシーンに間違いが見られた映画のトップ10がミステイクス・ドット・コムにより発表され、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』が1位に選ばれた。

とのこと。
 どんな間違いがあるんだろうと ミステイクス・ドット・コム を探したら ムービーミステイクス・ドット・コムを見つけました(mistakes.com はドメイン売出し中だった)
問題の間違い一覧はこちら
報道時より少し増えていますね。 

ハリーポッターサイトはこちらです。

私が好きだったシーンやナゾを以下に。マウスで反転させてみてください。大幅ネタバレなので映画をご覧になってない方は見てからのほうが良いかも。

ひとかかえもある大きなカエルをひとりひとり小脇にかかえて歌う合唱。ツボでした。
上にも書いたけれど、エマトンプソンの占い学の先生。おもしろすぎ。
ロンの蜘蛛のエピソード。そう変えるとは。笑いました。(スネイプ先生も結構いけてたけど)
まさかまさか、あのペットがそうだったなんて!
ああ、ハーマイオニーが。。。そういうことだったのね。
バックビーク。いるといいなあ。
(ネタバレといいながらも 婉曲に書いてしまう私。(^^;)ゞ

January 16, 2005

カンフーハッスル

■原題 KUNG FU HUSTLE (功夫)
■監督 チャウ・シンチー
■公開年 2004年
■星 ☆☆☆☆☆

■説明
少林サッカーのメンバーが多く出演する、今度はサッカーではなくて カンフーのコメディ映画。世は悪がはびこる時代。「斧頭会」という斧を使って人々を恐怖に陥れるギャング達がはびこっていた。
ところが、そのギャング達も手をつけないほどの貧乏アパートに、斧頭会をかたるヘンテコなチンピラがやってくるところから話ははじまる。

■感想
小学一年生を連れて行って見て、最初のシーンがちょっと残酷なので「ああ、しまった」と後悔しながらも、後半にむけてはテンポもよく家族で楽しくみることができた。
 すべてが大げさ、すべてが宣伝文句と同じく「ありえね〜」 想像もつかない展開に次ぐ展開。
最後の最後(オチはわかっていたような気もするけど)まで うそ〜〜〜〜。ということの連続。
 なんせ、出てくる人たちが 「かっこ悪いのにカッコイイ」この不思議な感覚。
美男美女がスクリーンのなかを駆け回るアクション映画に飽きた方にどんとオススメします。

 アクションシーンもCGなどにより一段とダイナミックになり、見に行って損はない映画と思いました。
今日、これをかくためにサイトを検索していたらなぜかもう一度みたくなる。そんな不思議な映画ということで、ちょっとおまけして ☆5つ。

日本語サイトと英語サイトはちょっと違うみたい。英語サイトはトレイラーでネタバレが多いような気もするので、これから見に行かれる方は、日本語サイトのみご覧になることをオススメします。

日本語サイト英語サイト