■原題 GHOST
■監督 ジェリー・ザッカー
■公開年 1990年
■星 ☆☆☆☆
ゴースト/ニューヨークの幻GHOST
■説明
本当は、GHOST (オバケ) という題名と デミムーアが出る という情報だけ聞いて見てほしい映画。どうしても筋が知りたい方はしたの感想へ
デミ・ムーアとパトリック・スウェイジの恋人同士 盛りだくさん奇想天外で面白い&大抵の人は泣けちゃうんじゃないかというオススメ映画。
■感想
実は私はデミ・ムーアは好みではない。ボーイッシュすぎるし、首から下がごつすぎて(=顔が小さすぎるってこと?)どうも好きでないために、そんなに人気になるなんて?という感想でした。
見たときに、泣くのは泣いたけど、ま・ね。こんなものか。と 世で言われている以上の目で映画は見ていなかったのです。
今回 見直してみて、ああ、やっぱり先日書いた 夢の降る街とはちょっと違うなあ。ゴーストを見てから同じものを期待して夢の降る街を見ちゃったらそりゃ怒るだろうなあと思ったのでした。
どんな話か ちょっとネタバレ(筋など)マウス反転させて読んでください。
これを読んじゃうと、多分監督だかなんだかオープニングの心遣いが半減するような気がして..。
オープニングは、GHOST? 。。。この映画 オバケって何?ホラーなの?なんなの?という観客を期待させるようなオープニングです。 いかにもオバケが出そうな暗い部屋から始まります。こころなしか音楽も どういう映画なの?と想像を掻き立てるかのよう。
そうして、オープニングタイトルが出る頃に、主役達が登場。いさましいぶち壊しスタイルです。
そう。ここは デミ・ムーアとパトリック・スウェイジが今度新居として移り住んだアパートの 大々的改装中の一こま。
人気があったということと、筋を知っていて、皆が感動したことを知っていて見た映画だったからこそ
私の印象が薄かったのかもしれないと思いました。
前見たときに気づかなかったこの映画のおもしろさ これも反転してください
なんといっても、この映画、盛りだくさんなのです。 恋愛もの?オカルトもの?コメディ?サスペンス?道徳的なもの?すべて要素が入っています。
大筋は デミ・ムーアとパトリック・スウェイジの二人の愛が基盤にあるのですが、ウーピー・ゴールドバーグ の霊媒師あり、パトリックがまきこまれた疑惑あり、最後に謎解き、そうしてスリル・サスペンス
これでもかというほど盛り込んで、うまくまとまっている。
善人と悪人の死に方が違うって言うのは結構ウケマシタ。このシーンは子供向けかな。
問題になるほどのシーンは出てませんが、一応問題すれすれくらいの二人のシーンがありますのでご家庭によって、家族で見てOK 家族で見てNGという評価は分かれそう。
評価がそこそこだったのは、やっぱり黒髪黒眉毛短髪で少年のようなデミ・ムーアが私の好みでなかったからなんだなあと再確認しました。(デミ・ムーアファンの方ごめん!)
それに、泣ける恋愛映画という先入観が問題だったんだなあ。
改めて面白い映画です。