■原題 THE BUTCHER'S WIFE
■監督
■発表年 1991 年
■星 ★★★
夢の降る街THE BUTCHER'S WIFE
■説明
原題は肉屋のかみさん?。
予知能力のあるデミムーアは 世間から離れた小島で祖母と暮らしていたが、自分の予知能力で、夫がボートでやって来るのがわかり、あっけにとられている男性をものともせず会って2日で結婚してしまう。 男はニューヨークの肉屋だったので、夫についてニューヨークにやってくる。
ところが、その予知能力が回りの人を混乱させはじめる。
■感想
これはダレ?と思うほどの人魚のような長い金髪。デミムーアでした。
長い金髪の感じは 「スプラッシュ」の人魚みたい。
スプラッシュ 特別版Splash Special Edition
ゴーストよりも後に公開された映画だというのもビックリ。
てっきり デミムーアが売れる前の映画かと思いました。
デミムーアはどちらかというと 硬質の顔をしていると思うので、ふわふわの金髪よりも潔い髪型のほうがよく似合うと思う。つまりこの格好はいまひとつでした。
ネット検索してみるとけちょんけちょんの人も多い映画でした。
私からみると、この映画はなんなんだ?という はぐらかされ続けるこのすれ違いの感覚が結構面白いです。 このストーリーどうなっちゃうの?アレ?あれ?と 画面の前で戸惑うことが沢山。
だいたい、このタイトルの肉屋の女房っていうのも、普通のファンタジーとかロマンスだったらありえないネーミングだから、そういうあたりを狙ったものではないかなあと思うのですが。
なんてったって、相手は肉屋。ぶらぶらとぶら下がった原型を多少残した豚肉を横にマジなラブシーンもなんもあったものではないと思うのです。
「デミムーア見るんじゃ!」とか「面白い映画だ」と思わず まあ、暇つぶしにでも見ようか〜という軽いノリでみるのが吉という感じの映画でした。
必見!という映画ではないですけど。。エンドタイトルの後ろの画像までじっくり見てくださいね。
以下ラストについての多少ネタバレ
エンドタイトルの後ろ皆がおちつくところにおちついて幸せになったっていうところ。
それから、おじいさんとおばあさんは末永く仲良く暮らしましたとさ。おしまい。という感じで
これはこれで ハッピーでいいんじゃないかい?と思いましたとさ。 おしまい。