February 2023 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 |
■監督 チャン・イーモウ, トニー・チン・シウトン
■星 ★★★
LOVERS | |
![]() | 金城武 チャン・イーモウ トニー・チン・シウトン レントラックジャパン 2005-01-28 売り上げランキング : 6,522 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
反乱軍『飛刀門』撲滅の命がくだった。 町の妾館(?)に一味がいるとの噂があり、瀏(アンディ・ラウ)は金(金城武)に潜伏操作をするようにと言う。
■感想
チャン・ツィイー(好き!)と、金城武(<私的にはファンでない)と、ワダエミさんのアジア的色彩感覚あふれる(たとえば、紫・金・緑・トルコブルー)織り模様・編み模様・豪華な刺繍の素晴らしい衣装。そうしてアクション。これが全てといえるような映画で、 満足というべきか、悲しいかなそれ以上でないというべきか。
確かに色彩の美しさは前作 HEROよりも衣装の緻密な模様でうまくどっしりと落ち着きをみせ、一段と芸術の粋に達していると思うのだけれど、「キレイ・キレイ」のそれだけで、まるで ちょっと凝ったファッションショーをみているかのよう。
だから、私としてはとても楽しめたのだけれど、映画としては? HEROの時もそうだったけれど「実は私はこうだったのだ」というのが何重にもあるのが監督の好みなのだろうか。
しかし、それがあまりにも生きていないというか。 本来は三角関係などに悩む、自分たちの運命のいたずらに泣くという物語であろうものを、見ても 「なーんも心に響かないもんね」という感じでした。
ちょっと残念。
しかし、あの衣装や色彩は本当に見事。 チャン・ツイィーのお人形さんのような美しさも 舞も見事。
見たのは損はしないと思うけど、次回作があったとして見たいとおもうかどうかは微妙です。 私はあの衣装がほしい。。