■原題ADDICTED TO LOVE
■監督グリフィン・ダン
■星★★★★
1500円から3400円まであるみたい。 リンク先の題名か画像をクリックすると
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恋におぼれてADDICTED TO LOVE
恋におぼれてADDICTED TO LOVE
恋におぼれてADDICTED TO LOVE
■内容
メグ・ライアン マシュー・ブロデリック 主演のこの話。
メグが彼女のイメージとは少し変わった役で出ています。
黒目が大きくてタレ目という(ちょっとかわいらしすぎるけど、基本的にこういう顔は私は好みでごんす:見た目という点で好感を持ちやすいということですが、これだけで人を評価したりはもちろんしません。あくまで見た目。)マシューは天文学者。毎日昼の日課は、恋人のリンダ(ケリー・プレストン)を天体望遠鏡で観察して レンズの向こうで手を振る彼女を確認すること。
しかし、ある日彼女は都会へ出かけていってしまう。そのうえ、帰って来るはずの日に帰ってこないとの連絡が。。。。
メグ・ライアンは 恋人に裏切られてうらみを晴らすことに燃えている女性の役。
ファッションもメイクも、いかにも「ワル」そうな役で彼女の役としてはとても珍しい。(目の周りは ブレードランナーのレプリカントみたいに真っ黒。洋服はヘソが出ていたり)
■感想
ネットで検索してみると、メグ・ライアンにはこういう役は似合わない という意見もあったのだけど、彼女の役というのは型にはまったものが多いので、前回見た ユー・ガット・メール のような雰囲気とはかなり違っていて私は楽しかった。
思うに、この「復讐に燃える女」の可愛さがわかんないようだったら、そうして、ただ多少幼稚さを思わせるようなかわいいだけの彼女しか受け入れられないような男性は人を見る目はないぞ〜と オバサンは苦言を呈してみたりして。(^^;)
彼女、コワーイだけの女かと思いきや、根底の可愛さがちらりちらりと見えていて
こういう根底のかわいらしさを見つけることができるかできないかがキミの運命の分かれ道だ。(なんちゃって。)
今まで生きてきた中で思うことは、日ごろの「メグ・ライアン」の役のようなイメージに男性が好感を持つことは 大抵の女性はわかっているはずで、中にはそういうイメージを演じることも上手な人もいるわけで、 いつまでもそういう「僕の理想のメグ・ライアン」を追い求めていると 「ありゃ?」ということもありそうだと思う今日この頃。
見た目のそぶりが可愛くなくても、突っ張っていても、心の底はカワイイ人もいるという意外性だらけなのが世の中。 男でも、女でも 先入観をできるだけ取り去ろうとしてつきあってみると じんわりとその人の性格というのがわかってくるわけで、 そういう 「本当のところを分かろうとする」っていうのが 結構大切だと思うんだなあ〜。
オバ全開のコメントでした。
■メグから離れて
そうそう。大切なことを書き忘れてました。
この中に出てくる望遠鏡レンズを使用した投影装置。これがまたとても良い。
とても美しい効果を生んでいます。
たとえば、最初にその装置を作って(ほぼオタクというかストーカーもどきですが)白ペンキを塗るあたり。あまりにもうまい演出にうなりました。
本当に彼女が好きで好きでたまらないという気持ちがこちらに伝わってくるような感じ。
また、その投影された映像に不意に飛び込んでくる実在の人間の画像。 |
同じような仕掛けのもう少し不鮮明なものを ディズニーシーの城砦の中で見たことがあります。
カメラ・オブスキュア(カメラ・オブスキュラ)という名前のしかけです。
ディズニーシーの記録は
http://pon.sub.jp/roba/2003/02.htm