■2003年■
[+1月+]  [+2月+]  [+3月+]  [+4月+]  [+5月+]  [+6月+]  [+7月+]  [+8月+]  [+9月+]  [+10月+]  [+11月+]  [+12月+]  [別の年]  [現在の日記


王様の耳はロバの耳(過去ログ)

普通は言わないけど、みんなどう思う?言いたいけど言う機会が無いみたいなことをおもいついたときに書こうと思ってます。

前の月

2月の日記

次の月

sun

mon

tue

wed

thu

fri

sat

           

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

 
             

2003,2,28
大王は、今日から保育園。熱もさがって元気だ。
会社での話では、どうやら B型というのは 二こぶらくだのように 熱が高くなったり低くなったりするらしいので、油断禁物。
 
■壇

沢木耕太郎の壇という本を読んだ。
壇とは壇一雄のこと。奥さんのヨソさんへ取材して書いた本だということだ。
 壇一雄は 「火宅の人」で有名だというのは知っていたのだが、読んだことがない。
映画にもなっていて、かなり刺激的な映像もあり、そちらでも有名になったらしいが、こちらも私は見ていない。

 昼休みに会社のコンビニにはいって 「壇って?」と思って手にとったのがこの本だった。
私の中では 壇ふみのお父さんかな? くらいで、実は火宅の人の著者だというのもすぐには結びついてでてこなかったくらいだった。

読み進んでいくと、婦人であるヨソさんの思いが淡々と語られている。
取材した内容を 他の人が書くということで、すべてを出し切れなかったということもあるのかもしれないが、ヨソさんの気持ちの中では 壇一雄に対しての思いが 風化して綺麗な思い出が残っているのだなあと思って読んだ。

■風化

 夫婦の思いというものは片方が亡くなるとつくづく風化するものだと私の母をみてもそう思う。
母にとって父は 壇ヨソさんのような心配はなかったと思うが、人並みの心配や苦労はあったように思う。
 父は若い頃単身赴任が多かった。
そのためだろうか、いまさらながら思い出すと父の考えについての記憶が希薄なのに気づいて驚いた。その頃すっかり一人前だと自分では思っていたのだが、母の口から語られた父しか見えてなかったようだ。

 現在母が語る思い出の中の父の像は、頼りがいがあり、優しい善人である。
しかし、子供である私には 父と母の双方とも負けず嫌いの派手な口喧嘩の記憶がある。
子供の頃の私は、母には、単身赴任がちの父を頼りにしていないかのような、父の存在などあまり気にしていないかのようなそういう印象を持っていたが、母が語る父の思い出に触れて、母の本当の気持ちが感じ取れていなかった子供の自分に気がついて改めて驚いた。

■意地っ張り

母からの父への思いを理解できるようになって、父についての肯定的な表現を「照れ」や「いまさら」という感情で母が表していなかった部分があり、その言外の部分を子供が感じ取ることができなかったのではあるまいかと 今ごろになって思ったりしている。
 母はかなりの意地っ張りだ。照れ屋でもある。

考えてみれば意地っ張りによって、得することはあまりないように思う。
意地っ張りと甘えは紙一重。 相手に これくらいは言わずとも察してほしいというところが意地っ張りになるのだろうが、意地を張ってうまく行くのは 他愛もないことや 相手が何枚も「うわて」で、こちらに花を持たせてくれるくらいの 大人でないとうまくいかないように思う。

 私も、母の血をついで、意地っ張りであるが、夫であるPON1に対する自分の気持ちを素直にそのまま表すことが、自分のためであり、PON1のためであり、また大王のためだと思う。
特に、周辺理解力がまだ伴っていない子供にもきちんと伝わるように 自己表現しようと心がけようと思っている。

 言わなくても分かってほしいというのが人の常だが、言わなきゃ分からないことや分かっていても言ってほしいことも多いと思う。
口に出して良い影響をあたえるであろうと思える言葉は多少恥ずかしかろうが分かりきっていようがなんだろうが口に出すべきだと最近は思っている。

■夫と妻

 壇という本の中で語られた 壇一雄の手紙や言動を見て、壇は ままごとのような甘い現実逃避の生活もしてみたかったのではないかと思った。
 しかし、ヨソさんからすると、現実は厳しい。子供達を連れ、生活感のない夫を支え 夫が夢想家となってしまった場合は 同じ家に住み、生活を共にしているものとしては現実家となるしかない。 
 ところが、現実家となって、一人でもやっていける妻を前にすると、壇は自分に追いすがって必要としてくれる人がいないことを寂しく感じてしまったのかもしれない。
  
 「物語のような恋をしたい」などというキャッチフレーズをどこかで目にした記憶があるが、よそで恋をみつけようとした彼は 自分のロマンチシズムを満足させるためにそのような行動に出たかのように見え、私は理解できないし、理解したくない思いがある。
 結婚という手続きを経て運命を共にしているのであれば まず最初に妻に自分の思いとのギャップを話してみるべきだったのではないかと思った。
 勝手に自分の「ドキドキ」や「胸キュン」<死語だが
を外に求めていった行動は エゴイズム以外のなにものでもないような気がする。 

(※ 火宅の人は読んでいない。この本はいかにボロボロになっても自分のエゴイズムを通すかというはなしであって、そこを丸く収めたら、壇一雄が普通の人になっちゃって 小説家でなくなってしまうということかもしれないが。)

 どこの世に、子育てと相手の身の回りの世話とお金のやりくりだけをしたくて結婚した妻がいるのだろうか。
 どこの世に 子供と妻を金銭的に養うことだけがしたくて結婚する夫がいるだろうか。

 大甘かもしれないが、結婚を決めたときは 「人生」を共にしたいと思って結婚した人が大半ではないかと思うのである。
 「人生」とは、生きて行くために必要な行動や、生活していくために必要な行動だけで構成されているのではないとおもう。

大王 熱 2003,2,25
昨日、保育園から会社に電話。

熱ですって。とりあえず、早退して、小児科受診。
今日も熱が出ていますが、元気は元気です。

私は、なぜかすご〜く眠い。
今日は良い天気なので、家にいるのがもったいないようです。

画像は エンシクリア ポリブルボン。 こちらも小さな蘭です。

2003,2,24
今年は寒い。と、書いてみてふと思ったが 気温としてはどうなんだろう。平年並みなのか。
ネットでちょっとさがしてみたけれど 見当たらない。
昨年は暖冬だったような 記憶があるので、落差が大きかったのかもしれない。

昨年に比べて晴れた日が少なかったからそう思うのかもしれない。
 (もしかすると、土日の晴れた日が少なかっただけなのかもしれない)
 とにかく、今年はどんよりとした冬らしい日が多かったような印象がある。

そんな昨日、外の植物を見ると、クロッカスの花の色が見えてきている。
クレマチスの 芽がふくらんできている。チューリップの芽も見えてきている。
やっぱり春は来るんだな。と嬉しい気持ちになった。

待ち遠しいな。早く日差し一杯の暖かい日々がこないかな。

なんて書いてたら、今朝からの冷たい雨がどうやら 雪になってきた模様。
やっぱり今年は寒いよね。。

■元気かな

気になっている人たちがいる。元気かな。大丈夫かな。 
忙しかったり、気に病んでいることがあると 春の気配も感じられないこともあると思う。
 春。そこまで来てるよと伝えたい。

画像は レリア ルンディ 小さな蘭です。

そりゃそうだけど 2003,2,22
長期の休みで、ラクをして、「んでもぜんぜんふとらないわぁ〜」ウシシ なんて思っていたら、なんだか今頃になって、「あれ?なんか太った?」と思ったりして。

そうよね。そうすぐには 脂肪にはならないよね。

そりゃそうだけど、時間差で脂肪がついてくれるときついなあ。
太る時ははやくて 痩せるのには時間かかるんだよね。

 きょうは 懇談会。 寒そうだけどがんばっていってくるかぁ〜

画像は クリスマスローズ

オリエンタリスの ルーセホワイト ちょっと写真が撮りづらかったので、ボケてます。

碁盤の目 2003,2,21
■朝

 昨日の朝のことだ。
通勤電車で私は立っていた。
右隣は50〜60歳くらいの女性。新聞の政治関連の記事を一生懸命読んでいる。
次の駅で、体格の良い男性が乗ってきた。背も私よりも肩から上くらい大きいうえにがっしりと幅があり、おまけにダウンの上着を着ている。
 「すみません」「すみません」と声をかけながら 私と女性の後ろを通って隣の女性のさらに隣に立った。

 数駅過ぎた頃、その男女二人の前の席が同時に空いた。
男性が「どうぞ、ここへお座りなさい」と声をかけてくださった。
ふとみると、男性と女性の間にあるスペースを指差してにこにこと私の目を見ている。
通勤電車で こういうことは珍しい。大抵空いていても仏頂面ですわったり気づかぬふりをしていたりするものだ。

私も、ふと心がなごんで そのスペースを見たが、どうも狭そうな気がしたので、つい笑い顔で
「ありがとうございます。でも、少し幅が足りないかも。。」と言った。
すると、男性は また笑顔で
「大丈夫。おすわりなさい」 心の中で ”なんでこんなに自信たっぷりに大丈夫なんていえるのか? 服飾関係かな?”(洋服を買いに行くと、初めての店でも体型をみただけで サイズがわかる事が多い)なんて思いながら その男性と女性の間に ためしに小さくなって座ってみた。

 どうやら座れたので、ほっとして、ふと、何気なく見たら女性の隣には、まだスペースが空いていたのであった。
意外な気がした。私の経験上 中年の女性はよく席をつめてくれる人が多い。
 彼女はスペースをあけたまま新聞の政治面を次々に広げている。

新聞の政治面をずっと読みつづけているということは、職業的にそれに関係している職業か。
「私は、そこいらの人とは違って こういうことにも興味をもたないといけない人間なのよ」というアピールかもしれない。
 どんなに社会的にみとめられている人であったとしても、そういう自己中心的な行動まで、男性の真似をする必要はないだろうに。。と思った。
 電車の中には、わざと詰め合わせずに足を広げて寝たふりをしているサラリーマンがうじゃうじゃいる。最近は「詰めてください」と言われないと詰めない。

■夕

 その日の帰りのことだ。電車を降りた私は ひとつ後ろのドアから降りた人の中に 白い杖を持った人がいるのに気づいた。「困っているのではないかな」と思って振り返ると混雑の中に立ち止まっている。 どうしよう。。と思った。
 
 数年前までの私は、大抵そういう人がいると 声をかけていた。
しかし、今はその人に声をかけていると、大王を迎えにいけるタイムリミットの電車に乗り遅れてしまうかもしれない。気になりながらも足を止めずにエスカレータに向かった。
 気が付くと、若い男性がその目の不自由な人を助けて案内していた。
ほっとしたと同時に 私は自分のことを大変恥じた。

 私がその人を送っていったとしても、もしかしたら電車には乗れたかもしれない。
乗り換え駅の出口方面へ出て行く二人の後姿を見ながら
 「私は駅の外には出ないのだから」と言い訳を頭の中で考えて その言い訳にまた自己嫌悪した。

 電車の座席にしても本当は自分もそうなのである。
 数年前までは、席をゆずるようにしていた。今は「私は終点までのるから」とか「若い人に譲ると嫌がられるから」とか そういう理由を考えて 席を譲るのを後伸ばしにしていることがある。
 
 朝の女性のことではない。自分が周りのサラリーマンの真似をしているのであった。

■昼

 同じ日の昼、関係するすべての部門がすこしずつ良くなると思える企画を仕事相手に打診した。
ところが、「自分達は困っているけれども、変なのは 相手の部門だから知らない」といわれてしまった。自分のところだけを見ているようなこの発言に、正直がっかりしてしまった。

 世の中 相手の領分に抵触しないように 境界から少し離れたところで自分の世界だけを見ているような社会になってきたような気がする。

 碁盤の目を想像してほしい。
  それぞれが隣の升目に触れないように 自分の升の内側だけに色を塗り、境界には触れないことに気を使うとすると 個々の升目の間には たぶん塗れていない白い部分が残る。
 それぞれが自分の升目よりも気持ちだけ 外まで塗ると きっと碁盤全体が塗れる。
 
 今の社会、人の領域までちょっと塗ることは お節介かもしれないし、文句をいわれることもあるだろう。でも、昔はそれがあったからこそ 集団でうまくやっていけていたところもあるのではないか。

 電車で声をかけてくれた男性のお節介は、その人間味が嬉しかった。
それによって、自分をふりかえることができた。
私もすこしずつでも 人間味のある行動がとれるようにこころがけようと思う。

画像はナイトフロックス 最近購入したものです。
 

人のふんどし 2003,2,20
今日は頭が痛い。また、風邪をひいたかな?

「人のふんどしで相撲をとる」という言葉はよく使われている。
私の身の回りでも、開拓者が苦労して作り出したものや考えを そのまま 「まるっと」頂きというのを合法的にしている人は多い。

 少し古くなりかけた話題だが、今週頭に電車の中吊りで、天声人語が、盗用?作?(詳細失念しています)というような記事をみかけた。
 詳細はどういうことなのだろう。週刊誌を探したがもう売り切れているのかみかけない。

ネット検索してみるものですね。
http://homepage.broba.ws/asahicom/col01.htm
こんなページにヒットした。

 丁度、昨日のこと、新しい売り方のアイディアを募集しているとのことで(単なる社内イベント)日頃から思っていたことを書いて、担当に渡そうとしたその時、配信されてきたメールマガジンで同様の機能をもったものが発売されたとの報道が載っていた。
 「皆考えることは同じだなあ」「提案時期は数歩遅れたなあ」と思った。

たしかに、人が考えることに 類似性が認められることも多いと思う。
が、どうも。。別の件もネット検索で見つけてしまった。

http://aach.ees.hokudai.ac.jp/sawagaki/edmonton/oct2.htm
10月24日頃の日記にあるのですが、ここでも 2ちゃんねる系でさわがれていたことがあったとのこと。
 
 著作権に厳しい朝日新聞だという印象があったが、こんなことで良いのだろうか?

たとえば、特許などの場合、独自に考え出したものだということを証明するためのアイデアメモなども保存しておくようにと 会社で指導されているが、そういうものはあるのだろうか?

 ロバミミのようなだらだらと好き勝手なことを気分次第で書いてよいような日記でも毎日書くというのはなかなか大変だ。
 どうしても ネタが浮かばない日もあるし、文章がまとまらない日もある。
天下の朝日新聞の 有名な天声人語を書くとなると、そんな へなちょこ文を書くわけにはいかないので、ご苦労はどれくらいだろうとお察しするのだが、もし 本当にネットなどからの流用をしていたのであれば、へなちょこロバミミ以下だ。言語道断だな。。と思った。

私の駄文を盗用する人はないとは思うが、たとえそれが、私の駄文であっても、相手はそれを職業とし、それによって収入を得るわけである。心穏やかには見逃せないのが 類似性がみとめられたサイトの管理者だろう。

■話は変わって

先日友人に、ディズニーシーの センター オブ ジ アース について尋ねられたのだが、
残念なことに大王は制限に満たない身長で乗れなかった。
そういう打ち明けをしたところ、友人はネットで検索して 画像などを見つけたと返事をくれた。

 どんなものにヒットするのだろうか。興味しんしんで検索してみたら、面白いページを見つけた。

http://bosat.tripod.co.jp/disney10.html
 面白い。先日の私の読む人に苦痛をあたえるディズニー紹介にくらべてなんと面白い。
ぜひお暇のある方はどうぞ。

さて、お気づきだろうか。今日のロバミミは完全に他人のふんどし日記だ。

引用元をしっかりとそのまま明確にして書き、自分の感想を埋め込んでいる。
うまいか下手かは別にして、 これが正しい「人のふんどし」のありかたではないかな?

画像はクリスマスローズ  ステルニーの シルバースター

対策 2003,2,19
昨年6月に大阪の小学校に刃物を持った男が乱入して子供たちを襲うという事件があった。
昼間子供を保育園に預けている身としては他人事ではない。
 当然のごとく、大王の通っている保育園の保護者からも対策についての要望があった。

しかし、そこからが問題である。
対策として、保護者会が提出したのは、安価な「ダミービデオカメラ」を玄関ドアに設置することだった。
 それについての意見を求めるという紙がきたので、私は意見を書いた。

1)保育園の柵は低く、大人ならば いくらでも乗り越えることができる。
  設置した門以外のどこからでも侵入が可能。
2)世間に知られたダミービデオカメラが 公立保育園についていても本物と思う人がどの程度いるか
3)ビデオの存在は関係なく、侵入する場合があると思う(たとえば心神喪失状態)

 以上のことから、ビデオを購入するのは 反対。

 ビデオを購入するよりも、いざという時を想定した避難訓練を定期的に行うことを強化してほしいとの意見だった。

 しかし、結局ダミービデオカメラを購入することに保護者会で決定され、会長は、
「保育園に自分達の力でダミービデオカメラをつけることができた」と満足気に語った。

そうして、雨ざらしの門につけられたダミービデオカメラが 動いていたのは 数ヶ月。
壊れて数ヶ月放置された後、現在は撤去されている。

 世の中にこういうことは多くあるように思う。
 人の努力や、気働きで解決するしかないことであっても、お金を使い 目に見える物をあてがって満足する。

 努力や、気働きは目に見えない。
それを客観的に評価するためには データ取りをして効果の測定をする必要がある。
つまり時間と手間がかかるのだ。
 反対に、何かを購入する ということは 「これだけのお金を園児達のためにつかいました」
という報告で 対策をとったということがアピールされ、ビデオカメラが形となって残る。
なにもしなくても、形が残り、お金の記録がのこる。たしかに安直である。

 「私が町長のときに、国から予算をもらって あの施設をたてたのだよ」 
 というような似た話は あちこちで聞こえてくる。

 本来 園児の安全確保を願った親達の希望は どこかで 予算を使うという目的にすりかえられビデオカメラの購入という形にかわってしまった。
  たとえば、あのビデオカメラで安全が確保されていたのであれば、撤去された今は安全は確保されていないということになる。

 本来 地方活性化というのが願いだったものが、 いつのまにか 国からお金をもらうということにすりかえられ、地方活性化のための施設を建てる。
 そうして、建った立派な施設は 運営費が、かさんでいき、活性化の効果はあまり見えないというある報道も以前見た。

 「使ったお金」や「物を入手するということ」を評価しがちな体質は 改めるべきである。
立派な施設も 本来の目的がかなってなければ ないものも同じ。評価してはならないのだ。

 目先の金額や、物に目をくらまされないように、本来何がしたかったのかという目的を見失わないようにしなければならない。

画像は ラケナリア ビリディフロラ  昨年は芽がでなかったもの。今年はじめての花。

そぎおとす 2003,2,18
大王の散髪のついでに私も美容院へ行った。
美容院に置いてある雑誌はたぶん、客層にあわせたものがおいてあるのだろう。
自宅近くの美容院なので、主婦層が多いとみられ、主婦向けの雑誌が多い。
手にとった雑誌の中に、 石原慎太郎と瀬戸内寂聴 の往復書簡という形式のものがあった。

 石原慎太郎の文字は多い、言いたいことも多い、引用も多い読みにくい文に比べてなんと瀬戸内寂聴の文の自然なことか。
無駄のない流れるような話の運びで、終始一貫した自分の思想が述べられており、彼女の考えがそれこそ無理なく水がしみこむように伝わってくる。
 あまりに、新鮮で何度も読みかえしてしまった。

瀬戸内寂聴の本は一度も読んだことがない。
30年くらい前に出家されたのだが、母があまり支持していないようなことを聞いたような覚えがあるので、どうしてだろうと思って帰宅してから調べてみた。
 出家前に今でいう不倫騒ぎや、著作についても批判があったことがわかった。

■抱え込み体質

この日記ロバミミは、私が思ったこと、言いたいことをどんどんとかきつらねているものだが、自分でもすごく読みにくい日がある。
 また、言いたいことが多すぎて、どんどんと長くなっていってしまう。
私の文を プロのお二人に比較することは大変失礼なことだが、私はたとえると石原慎太郎のような文をかいているのだなあと思った。

 心に響く文を書くということは、自分の言いたいことや引用は必要最低限にする覚悟がいる。
しかし、そのそぎおとすという作業が私は苦手なのだ。

植物にしてもそうだ。綺麗なベランダにするためには、育てる植物を選び、いらないものは捨てる覚悟が必要なのだ。
 しかし、私はいろいろな植物がほしくなってしまう。
そうして一度手に入れた植物は、なかなか手放すことができない。

家の中の物についてもそうだ。
捨てる決心がつかない。ほしいものも多い。
そうして、どんどんとものが増えていくのである。

■そぎおとす

文章にしても、ベランダにしても、モノにしても、どうしても自分が引きずってしまうしがらみが多い。つまり私は諦めが悪い。
 そこを、すぱっとそぎおとすことで、文章が洗練され理解しやすくなり、ベランダが整理され管理がしやすく、美しくなり、部屋の整理が容易になり住みやすくなるのであれば、この「しがらみ」を「ええい」とばかりに割り切ることが必要だなと思った。

 そうそう一朝一夕にはできないであろうが、5年計画くらいでみつめなおせればなあと思う。


椿油 2003,2,15
顔がかぶれて以来、ちょっと椿油に凝っている。

基本的には石鹸が良いと聞くのだが、石鹸にかぶれてしまった身としては、いまさら他の石鹸でかぶれないかどうかを確かめるというのが面倒なので、人に言うと驚かれそうだが、シャンプーは普通の(できるだけ いろいろな効能がついてないもの)だ。
体は以前は石鹸で洗っていたのに、今は ダ○である。
(体に悪そうだが、あまのじゃくの私の体にはあっているようだ。環境には悪いな)

シャンプーも前は凝っていて、アミノ酸で洗うというのだったのだ。
今のシャンプーは合成洗剤の 椿油シャンプー。
「アミノ酸」っていうのよりずっと洗いあがりが良い。
髪の調子がすこぶるよくなった。

で、洗ったあとになにをつけるかというと 乾かして、or 半乾きで、 椿油を一滴手に伸ばして
(満遍なく 指の又まで伸ばすのが コツと ヘアクリームのつけ方のときに美容師さんに教えてもらった)毛先中心に伸ばす。
 
といっても、ぜんぜん「塗った」という感じはしないのだが、いつもここで私は 水鳥がくちばしで羽に油をつけている様を思い出すのであった。
 (そんなにべたべたには塗らないよね)

で、一回の使用量が一滴だから、どのくらいもつのだろう。この油。買ったときからぜんぜん減ってない。

顔は「石鹸」で洗わないだけで、かぶれは治るし、手も綺麗になってきた。
(根っからの野生かもしくは、ひねくれ物の体のようである)

今年は昨年よりも アレルギーは楽そうな予感。
やっぱりアレルギーは自分の状態も関係ありそうだな。

画像は カランコエ・プミラ

眠い 2003,2,14
今朝はとても眠かった。 
日頃以上に重く感じる体をどうにかこうにか起こして、朝食に。
お湯が沸いたので、紅茶を入れようと台所へ。

 はっと気が付くと私は、 ポットをお湯で温め、紅茶の葉をポットの中に入れてお湯をそそぎ(そこまでは正しい)その後そのポットを 電子レンジの中に入れてしまっているではないか。。

笑えた。

ポットごと電子レンジにかけたことなどいままで一度もない。

前には、急須のふたを 茶筒にしめようとしていたりしたこともあり、眠い時の私はときどきとんでもないことをやっていたりする。

みなさんもそんなことありますか?そうだ。アンケートフォームに追加しておこう。
http://pon.sub.jp/ の 一番左上にあるニワトリにアンケートがあります。

■クッキングママの事件簿

こちらは通販で購入してしまったシリーズ本で、まあまあだけど 今ひとつ。という印象の本。

 今回は教会が主流の話なので、キリスト教信者ではない私は毎週どこかの教会にでかけることもなく、なじみが薄い感じだ。教派同士の諍いもいまひとつピンとこない。

 冒頭で出てきたシナモンロールはなんだか美味しそうなレシピなので、取っておこうと思う。

 主人公の30台前半の女性は、男の子のママである。
医者の夫と離婚して ケータリング業を行っている。
(大学では心理学を学んだのだが、とにかく食べていくために得意の料理を仕事にしたとの設定)

 その主人公が この巻の冒頭でとうとう警察官と再婚することに。
ところが、その結婚式の料理は自分がケータリングするわ。結婚相手が誘拐されてしまうわ。。
という筋。

 いつもながらに、彼女は 料理も手際よくつくるわ、大変な目にあってもめげないわ という
 パワフルママぶりは 「う〜んすごい」

画像はプリムラ(ジュリアン系)silkyか?と助言あり

子供の人生はだれのもの 2003,2,13
よく、語られ尽くされている問題。 子供の人生はだれのもの。

 親が子供に一生懸命なのは、良いことだろうと思うのだが、私の友達から聞こえてくることはどうも、度を越して一生懸命な様子が多い。
 自分が感情移入してしまうがあまり、自分と子供の境界線があいまいになってしまうという現象だろうか。

====
 今日は頂いてから、随分と書くのがおそくなってしまったお題です。
遅くなって ごめんなさい。
これから経験することなので、想像で書くしかないところもあり、考え足らない所も多いです。
 大王がもう少し大きくなったときに、なにかほかにも得ることがあるかもしれません。
今は、まだ経験不足ですが、その経験不足なりに考えたことを書いてみようと思います。
====

■事例

1)他の子供が認められたことが不愉快?

子供が私設の野球クラブで、最優秀選手に選ばれた。すると、他のお母さんからどうも納得のいかない振る舞いを受けることがあったそうだ。
 同じクラブの第三者に相談したところ どうやら自分の子供が最優秀選手にならなかったことが引っかかっているのではないかといわれたとのこと。

2)親の方が勝ち負けに一生懸命

子供のクラブ活動で「勝ちたいよね、もっと練習しなくちゃ、試合しなくちゃ」と頑張りだしたのが親の側だったとのこと。勝つために、強いものしか試合にでられなくなってしまった。

3)ネットでみつけた体験談

以前にも引用したが
http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/language/bilingual.html
ここの最初の白抜きの部分に、
「海外勤務がごくエリートに限られていた頃、自分の子が英語を話せるのを得意になっていた。英語コンプレックスを子どもが一蹴してくれたのである。」とある。 

■ 親のコンプレックス

子供にとって、その無限の可能性を信じてくれる人がいるからこそどんどん伸びるということもありそうに思う。
が、しかし、その成果がもはや、子供の楽しみを離れ 親の楽しみと化してしまっては?。
 「親のコンプレックスを 一蹴してくれる」子供。それを期待する親。

たしかに、自分よりも子供に能力があることを見つけることは大変嬉しいことだ。
自分を超えてもっと伸びて欲しい。
しかし、それはあくまでも「子供のため」であるべきで 「自分が溜飲を下げる」ためのものではない。自分が一発逆転したいのであれば、子供を頑張らせるのではなくて、自ら努力して自らを変えるべきなのだ。
(子供のほうが頭が柔軟なんていうのは 理由にならない。自分のコンプレックスは自分が克服しないと意味がないと思う)

 もし、子供が努力している親の姿をみたらどうだろう。
きっと私なら、尊敬すると思うし、自分もがんばろうと啓発されることだろうと思う。

 だからといって、子供はそのまま ほっておけばよいのか?というと多分そうでもないだろう。
 私の経験を思いおこしてみると、嫌なこと、苦手なことでも 親にはげまされながら一生懸命にやってできるようになった達成感や、コンクール(試合)に勝つという目的のために、毎年夏休み返上で練習した日々。そうしてコンクール(試合)での成功。
などという努力から繋がった成功体験は 次にがんばろうという気力の元になる。

気をつけたいのは、その成功体験は 親(自分)のためではなくて子供のためだということをよく肝に銘じてやっていきたいと思う。

■勝ちたいと思う気持ち

お題は「勝ちたいと思う気持ちについて」ということだった。
お題を頂いた時の内容を読んで、上のように思うことを書いてみたのだが、題について触れてなかったので、少し触れておこうと思う。

勝ちたいと思うこと自体は 人により程度に差があったとしても皆少しはあるものだと思う。
反対に考えると「負けてもよいや」と思う人はいても 心から「負けたい」と思う人はいないだろう。
それは、動物としての本能であると思うし、それ自体は自然なことなのだと思う。

しかし、問題はその後だと思う。
子供本人が勝ちたいと思うときに、周りの大人はどうサポートするのか。
サポートはサポートであって、「子供たちは自分達の操り人形じゃないんだよ!」ということを 御題を下さったかたは言いたいのだと思った。

 私もそう思う。子供は親やまわりの大人の操り人形ではない。
保護者なしには生きていけないかもしれないが、保護者のために生きているのではない。
生きているから生きているんだ。。

(最後は 「ぼくらはみんな生きている」みたいになっちゃったけど) 

画像は 斑入りゲンジスミレの 葉っぱ

ダーク フォース 2003,2,12
今日はダークホース(dark horse)ではなくて ダークフォース(dark force)。
スターウォーズで出てきた闇の力について。

■悪意の野次馬

先日来、ちょっと緊張して見守っていたことがあった。
私が最近少し興味をもって、調べていることがあるのだが、そこのページでの事件である。
そのページの掲示板で、管理人に対するクレームがあげられていた。
今日話したいのはそのクレームよりも悪意の野次馬の話である。

その場で、関係のない匿名の野次馬達がドンドン集ってきて、直接そこの管理人に被害を受けたわけでもないのに、そのサイトの配布しているスクリプトや、人気について、悪意に満ちた評など口さがない書き込みを行ったのである。
やっかみや、根拠のない誹謗のようにも見えた。
それは、私が管理人だったら、十分傷ついたと思える内容だった。

 中立の発言をして双方の諍いを丸く納めようとする人の書き込みの直後に 誰ともわからない、日頃みかけないハンドルで誹謗や中傷や憶測が書き込まれる。
発端をたまたま目撃していた私は、管理人を気の毒に思う気持ちもあったが、ここで第三者がいくら丸くおさめようとしても、悪意の書き込みを行う人たちに油をそそぐだけのことだろうと思い、そのスレッドに反応しなかった。

匿名のネットの世界はこういう「人」の日頃目にしない性癖をあらわに見せる。
私からみると、その中には単なる 諍い好きの人もいたかもしれないし、そのページが人気になってきたことからの「やっかみ」の人たちもいたのではないかと思う。

■やっかみ

「やっかみ」というのは使い方が正しかっただろうかと思って 広辞苑で引いてみた。
どうやら 関東地方などで使われることが多い言葉だということだ。
 「うらやむ。ねたむ」と書いてある。

 そう、うらやましいことをねたみに転化させることがやっかみだろう。
最近思うのだが、この「やっかみ」は人間のもつ性質のなかで醜いもののひとつだと思う。
人が持っている有形・無形のものについて、うらやましいと思う。それが自分にも欲しいと思う。
その気持ちは動物である人間として、当然の本能だろうし、それがあるからこそ、人間は努力するのだろう。
しかし、それについて、持っている人をねたみ、憎むという感情はたぶん本人は「妬み」だと認識していないことも多そうだ。
 実際はことの根源は「妬み」からきているのに、人間は知らず知らずに別の理由を見つけ出す。
そういうことも多そうに思う。

財力、学力、学歴、人望、容貌、地位、名声、家柄、etc.世に妬みの原因は世にいくらでもある。
 そのままの自分を受け入れることができると一番理想的だろうが、なかなかそうはいかないのが人間だ。
中には出来る人がうらやましくて ねたましくてたまらなくなり、相手の足を引っ張るという行動に出る人もいるだろう。

 人間にこの「妬み」や「相手の足を引っ張る」という負の行動がなければ もっともっと文明は進歩していただろうになあと思うことも多い。
しかし、この「妬み」「足を引っ張る」というのも、自然の中で”自分が”生き抜くという動物としての本能のひとつなのだろうか。

■負の力・闇の力

漫画やアニメ、子供向けの番組などに出てくる正義物の敵は大抵「悪」だ。
「悪」は日常的に人間を困らせている。
有名なところで、スターウォーズなども ダーク・フォース(闇の力)に屈したものがダースベイダーだったように記憶している。

 誰もが気づいている人間の明るい面と闇の面。良い面と悪い面。
悪いことだといきり立ってみても、その判断基準は自分だったりする。
誹謗中傷を書いた人の中にも自分なりの正義があったりするのだろう。

 などとつらつら思っていたら、もうひとつ、最近見たことを思い出した。
Aさん:掲示板の作成者
Bさん:その掲示板に出入りしていた人
だ。

Bさんがレンタル元に 「Aさんの掲示板は管理者が管理を放棄しているので削除して欲しい」と申請していた。
その申し出はレンタル元には受け入れられなかった。
Bさんは「ここは管理人がいないので書き込むのはやめてください。Bが新しい掲示板を作ったのでこちらに来てください」とAさんの掲示板に書き込んだのであった。

なんだか変な気がするのだが、その人からすると、善意以外のなにものでもない行動なのだろう。

そんな風に見ていると、良い面・悪い面と 分けること自体に問題があるのかもしれないと思えてくる。

 誰かを「悪い」という人がいるとする。
多分、その人が本当に (法を破って)(迷惑をかけて)「悪い人」ということもあるだろうが、大半は「悪い」という言葉は 「嫌い」という言葉の代わりとして使われているようにも思える。
中には、悪いと言われている人が「妬まれ」たり、「嫌われ」たりしているだけのことなのかもしれない。
本来は、法を破った「悪い」人でもその人を「好き」な人もいるはずだ。
「悪い」ことと「嫌い」なことは本来別なことのはずなのである。

でも、「そうよねえ。悪い人ねえ」といわれれば溜飲が下がるが「そうよねえ。嫌いよねえ」なんていわれても、納得いかない思いをしそうでもある。
これは、きっと「自分を大切にする心」=「自尊心」の仕業であろう。「自分を大切に思う心」は生き物であるうえでとても大切な本能だと思う。

自分が なぜその人が「嫌い」なのか よく考えてみて、いかにも「他人受け」しそうな理由をあげたとするとそれは 「嫌い」の理由を無意識に探して自分がつけてしまった理由かもしれない。

 本当は、もっと単純で、子供が人を嫌うようなシンプルなものが根源にある場合もあるかもしれない。それを自分が認めていないだけかもしれない。

今日の私の思考はぐるぐると回っている。

画像は斑入り源氏スミレ

リハビリ 2003,2,10
長い休暇が終わり、また普通の毎日が始まった。
仕事に来て、あんなに一杯休んだはずなのにあまり日頃と変わらない気持ちでいることが出来るのは喜ぶべきかな?

今日はリハビリ。

■CDのお医者さん

大王が気に入っていたチョロQのPS2ソフトのディスクに傷がはいってしまって、再生不能になった。
PS2に入れてもシャカシャカ音がするばかりで最初の画面さえ出ない。
 大王は半泣き。 これはまた、同じソフトを買う必要があるか?と思ったりしたのだが、もしかしたらCDやDVDを再生する機械で再生できるのではないか?とネット検索してみた。
 
 あるある。機材としては、安いものでは5000円くらいからあるようだ。しかし、使用感などを読んでみると面に傷がついたなどのクレームがあったりしていまひとつ購入するのをためらう。

そうこうしているうちに、CDのお医者さんという CD,DVDの再生をしてくれるところを見つけた。
そこは、持ち込みで500円前後だ。
早速PON1が持ち込んだ。あんなに深く傷ついていたディスクがピカピカになって帰ってきた。
600円也。これなら大丈夫だろうとPS2に入れるとプレイ可能。
 よかった〜。 

■ロミー&ミッシェル

某通販で、面白くてHAPPYになる映画と紹介があったので、見てみた。
ロミーとミッシェルは 高校の同級生。昔から二人は群れることをせず、自分達の価値観にそって
学生生活を送っていた。
 高校卒業後10年経ち、同窓会の案内が飛び込んでくる。
出席しようと決め、アンケートに答えていたら、楽しくやってきたはずの自分達、全然たいしたことない。一旦は同窓会までの短期間で目標をたててクリアしようとするのだが、思ったようには行かず、困った二人は 成功したキャリアウーマンだと嘘をつくことにする。
という筋。

 私は60年代とか80年代とかいまひとつ良くわかってないのだが、トラボルタのサタデイ・ナイト・フィーバーの頃が高校時代だったようだ。

 私の感想は。。。う〜ん。なんだかありきたりの結末で 中途半端かなあ〜。というもの。
ぶっとびならぶっとびで極端にいってほしかったし、オキラクならオキラクでオキラクに徹して欲しかったなあ。

同じような映画で思い出したのが、「ヘアスプレー」こちらは 文句なしに面白い。

 ネタバレ書くと===
意地悪な美人が取り巻きつくって、「あなた達は落ちこぼれ。私達はいつも花形」ってやってるのの鼻を明かすっていうのはある意味たのしいものなのかもしれないけど、現実であまりそんな経験なかったからね〜。(アメリカはそういうことが多いのかな?)

ネッ友の誕生日 2003,2,7
今日まで、お休み。結果的に一週間+3日会社を離れて思うことは、
離れてもぜんぜん平気なんだなあ。。なんて思ったこと。
収入がある、無いというのが一番大きな違いだけど、こうやって家にいるのもいいなあ。
 前に休みをいただいたときは、まだ独身だったので、食べるために働くことは必須で、会社を辞めるということは考えてもみなかった。

 その後、結婚。結婚時は、やめて主婦になること自体なんだか自分のアイデンティティがなくなるような気がして、仕事も楽しかったし、働きたい意思が強かった。
 (pon1は辞めて欲しかったようだが、ここがpon1のえらいところ、無理やりに自分の気持ちを通すのではなくて、私の気持ちも尊重してくれたのだと思う) 

産休のときは、「産むために休む」という目的があったので、辞めることは考えなかったし、最初のうちは調子よくやっていた家事の単調さに飽きたときに、それから逃れたくて復職したいと 切に望んだ。

そんなことを思い出したり考えたりした。

■昨日はネッ友の誕生日だった。

 その友達は、私が落ち込んでいたときもたくさんたくさん優しい気持ちを下さった方だ。本当に感謝している。

 友達の身の回りに突然いろいろなことが起こったということをお聞きした。
どうして、なにか起こるときは、どんどんと重なることが多いのだろう。

 今度は私が役に立つ番だ。と思うのだが、私に何ができるのだろう。
いざ、その立場にたつと、本当に難しい。気持ちが形になって現れればよいのだが、
その気持ちはまったく目にも見えないし、触ることもできない。
言葉にしてみたところで、うまく相手に伝わるだろうか。

思ってみれば人と人とのコミニュケーションは、どうやってきちんととれるのか。
なんだかものすごくあやふやで危なっかしいもののように思えてきた。
 自分の伝えたいことがどんどんと別の意味にとられていくその無力感を思い出してしまったり。

いろいろと考えあぐねてしまった。

 ディズニーシーで ゴンドラに乗ったとき、「ここの橋は願い事がかなう橋です。
みなさん、願い事をしてください。」とゴンドリエが言った。

 お遊びだと思いながらも、私は、なにを願おうかと思ったが、やはり「(家族が)幸せであるように」だった。
お正月などのお宮参りでも必ず 願い事は 幸せにすごせますように。だ。

同じように 友達について、願うとすると 「幸せでありますように。」だと思う。
友達の悩み事が一日も早くうまくいって、幸せでありますように。
こういう思いが本当にパワーになって幸せを呼んでくれるとよいと思う。

頑張ってと言い過ぎるのはいけないことかもしれないけど、うまくいくように願っているからね。

ディズニーシー 2003,2,5
さて、楽しい3日間の夢の国も今日でおしまい。
ああ、お金と暇さえあればずっとこうやって暮らしていたい。。とマジで思いました。

今日はやっぱりディズニーシー。

平坦なランドに比べてシーは起伏が大きく 景色も立体的でダイナミックです。
散歩しているだけでも楽しいというのがシーだと思います。
最終日に 乗った消防車の運転手さんに聞いたことですが、ちょうど今は中国の旧正月にあたるということで、中国からのお客さんが多いそうです。
道理で、日本人よりも外国の人のほうが多いような感覚でした。

■★フォートレス・エクスプロージョン
 昨日書いたように、これも、トム・ソーヤ島と同じように歩くだけのアトラクションです。昨日の大王の様子を見て多分好きだろうということで行ってみたところ、
当たりました。
 迷路のような階段を上ったり降りたり。
 でも、こちらは大人にも楽しめます。中世のお城のようなたたずまいで、窓からの景色を楽しんでも良いし、建物の中のあちこちに 昔からの「からくり」が再現されています。たとえば、ダビンチのフライングマシーン。

 チェインバーオブプラネット(天体を動かすことのできる天球儀)
大振り子(フーコーの振り子で有名)カメラ・オブスキュラ(ピンホールカメラみたいなものか。下に張った布に外の景色が映し出される。木の操作盤をまわすことで写すエリアを変えることができる。

 城の中で体験する昔の発明家たちの発明物は、じんわりと感動すると同時にタイムスリップしたような、この場が作り出されたものだということをわすれてしまいそうな場所だった。
 綺麗な場所だったからか、NAFNAF の撮影してました。

■★海賊船
 海賊船なんて、子供だまし。 だけど、子供は大好き。
 なんといっても、ここにある大砲は紐を引っ張るとドッカーンと音がして煙がもくもく〜と出るのだった。時々ハズレがあって チン というのも楽しい。
 (城の上にも同じ仕組みのものがあり)
 これは大人もちょっとワクワクする瞬間である。
 (何回もやりたくなってしまって、私もやったし、これに張り付いていた若者もたくさんいた。)

 大王は気に入って長い間これで遊んだし、なんと3日間で一番気に入ったのはこの大砲だということだった。うううううむ。。子供の心理をついたディズニーおそるべし。

■ディズニーシートランジット スチーマーライン(待ちなし)
なんてことはなく、蒸気船にのってディズニーシーを一周回るだけ。
 でも、これに乗らないと見えない場所もあるから、疲れたら乗ってみるのも良いかも。夏だったら風も涼しそうだし。私たちが乗ったのは一周ルートだったが、他のルートもある。

■ギョウザバーガー
 小耳にはさんだギョウザバーガーなるものを食べてみようと(ほとんど人が並んでなかったし)お昼はコレに。
 肉まんとギョウザの間のようなものなのだが、味的には、セブンイレブンの肉まんのほうが好きかも。 でも寒い日にあたたかいギョウザバーガーはそこそこいけてると思います。

■★ストームライダー(15分待ち)

大王がもう一度乗りたいとのことで、もう一度。これは3日の日記を見てね。

■エレクトリックレイルウエイ(5分待ち)

実はアラビアンコーストに行きたいのに、さっぱり大王の気分は違う方向へ。
高いところを走る電車です。これで、またもやアメリカン ウオーターフロント(振り出しに戻る)見晴らしの良い電車です。

■乗り捨ててある車にはまる

 エレクトリックレイルウエイ駅近辺にはクラシックカーがたくさんある。
 動かないので、写真を撮るためにあるのだが、これに大王がはまってしまい。
 長い間ここで遊ぶ羽目に。。。うっうっう。(;_;)

■ビッグシティビーグル(待ちなし)

 消防車にのせてもらって元のところに戻る観光その後また車、そうして電車。。。

■★海底二万マイル(15分待ち)
 
 こちらも楽しかったのでもう一度と。これも3日を見てね。
 降りた後に、「せんすいかん、そとが、ぬれてなかった」と つぶやく大王。
 すすすすす。。。するどいっつ。。。(親滝汗)

■★マジックランプシアター(20分待ち)
 
 立体映像のジーニーと コントをしながら手品をする人たちの楽しいショウ。
 偏光レンズをかけて鑑賞します。
 子供にはちょっと座席が低いのでひざで見せていたのだが、最後の頃に座席に座ってないとわからないことがある。。これは残念。

 手品はありきたりの手品だったけど、箱の中に入ったら、足だけが歩いて行っちゃってというものには乗り出してみていました。(驚いたみたい)
 
■★マーメイドラグーン
 
3日に乗り残したものにトライ。ブローフィッシュバルーンレース。そこそこ楽しい。

■★マーメイドラグーンシアター

 子供用だとあなどるなかれ。大人にも楽しめるショウです。
なんといっても仕掛けがすごい。 そんじょそこらの人形劇を入場料払って見に行くよりはずっとすごいショウです。
 私もとても楽しみました。一つ一つの小物を操作する黒子の人たちも扮装して劇の中に入り込んでいます。 また、仕掛けが大仕掛けですごい。
 サーカスと人形劇と、劇と、カラクリとが一体になったショウといえると思います。

■★フランダーのフライングフィッシュコースター(5分待ち)

大王ジェットコースター初体験。 あまりにもはまりすぎて3回のろうとして、「げろっぴになるから2回にしておいて!」とたしなめる羽目になりました。
このあたりの照明がとても綺麗です。ぜひ周りを見回してください。

■最後はやっぱり海賊船

 最後に一番気に入ったところに行こうというと、海賊船だそうで、GO!

■ヴォルケイニア レストラン

 中華料理メインの洞窟レストランです。
 頼んだものは、酢豚・カシューナッツいため・青梗菜のキノコあさりあんかけ・ショウロンポウ、卵スープ お子様メニュー、ビール、苺のデザート。
 こんなところでしょうか。そこそこ値段はかかりますが、味もおしゃれな中華料理店と同じような味で、私はおいしいと思いました。

 なんと、大王、ここでご飯を終える前に熟睡。6時がラストオーダーだそうで、どうなることやら。。私たちが入ったのが6時少し前。6時半になっても目を覚ます気配なし。
 店の人に何時まで居られるのかとたずねたところ、ラストオーダー後もお客さんがいらっしゃる限りは開いているとのこと。どうしよう。。と思っているところに 7時少し前に目を覚ました大王。ほっとしながら ミラコスタへ。

「寝ちゃったら こっち(大王のこと)が荷物になるから運べないので、荷物を送る手配をしようか?」とpon1と相談。すると大王
「あっくんをおくると、たいへんだよ。だっておくるひとが、あっくんにごはんたべさせないといけないから、たいへんでしょ。おくらないほうがいいよ。」
と真顔で。。いや、送るのは荷物であっくんではないぞ〜。(大笑い)

 結局預けていた荷物を発送して、家までかえりました。
 帰ってきたらもう寝る時間。。

でも楽しかった。大王は夕べ 寝言で笑っていました。
そういうのって、とても嬉しい。

長い話をよんでくださってどうもありがとう。
画像は大王お気に入りの大砲。
そのほかの写真は お出かけ写真集として隣の芝生に入れておこうと思います。

ディズニーランド 2003,2,4
さて、二日目はディズニーランドです。

3日間のパスポートは 1,2日目は見る場所を決めて 最後の日はどちらでも好きな方に行けるという形です。

 値段は3日分でもさほど安くないのがちょっと不満。
来た日と帰る日はあまり見られないのだから安くして欲しいなあ。

ディズニーランドは 私は何回も行ったことありますし、家族でも昨年に来ましたので初めての驚きというのはありません。なので、少しテンション低めかもしれません。

■朝食
 朝食は、面倒なのでまたルームサービスにしました。
 大王が一緒だと、周りの人たちに気を使ってしまって大人の方が食べた気にならないのです。(自分が食べ終わったらすぐに帰りたがるし。)
  ルームサービスは 3000円と 3500円の2種類。 どこが違うんだろうと思ったら
オムレツの種類が違うだけ。。500円も違うオムレツは どう違うのだろう?と思いながらもちろん安い方にしました。
 二人分で十分子供と一緒に食べられるくらいの量があります。

■テレビをチェック
 宿泊してディズニーを回るのははじめてなので、他のホテルがどうなのかはよくわからないのですが、ディズニーのアニメをずっとやっているチャンネルと、ディズニーリゾートのインフォメーションチャンネルがあります。
 インフォメーションチャンネルはチェックしておいてもよいかもしれません。

■★出発ーモノレール
 さて、10時近くになったので、出発。ディズニーランドなので、ミラコスタのある駅から隣の駅なのですが、モノレールに思う存分乗ろうと早めに出発しました。
 モノレール。実は、一番前がオススメです。
 (これは、インフォメーションチャンネルにうつっていたのをチェック)
 運転手が居ない自動運転で一周してから その後運転手さんが乗ってきて、手動運転にきりかわりました。
 乗り物大好きな大王はそれだけで満足。
 運転手の隣に乗れるなんて。。。お父さんの中には、自分の方が興奮して運転席に見入って写真撮る人もいらっしゃいました。

■ランド開園
 ランドの前はすごい人ごみ。まだ開園前なのですが、寒い朝だったので、開園して人がはけてから入ろうということにしました。なのでぐるぐると モノレールに乗り続けました。

■?ウエスタンリバー鉄道(15分まち)
 カリブの海賊よりも、ジャングルクルーズよりも、ウエスタンリバー鉄道が好き。乗りたいとのこと。出発してすぐだったので、一番で15分待ちしました。
 なんで〜?とおもいきや、前に来ていたときに一番前に乗れなかったことを覚えていたみたい。彼にとっては雪辱を晴らしたかったようです。うむむ。
 しかし、よかったみたい。説明してくれるお兄さんに話しかけては、いろいろ教えてもらったりして、大喜びでした。
 改札のお兄さんにも優しくしてもらいましたよ。
 兄「ジャングルには行ったの?」 
 王「うん。にせもののどうぶつがいた」
 兄「知らないの?あれ、本物なんだよ。ちゃんと生きているから大変なんだよ」
 王「だって、みんな みずきらいなの?」
 兄「水の中には 象や ワニが居たでしょう?」
 王「うん。かばもいた」

こういうところが、ディズニーのすごいところだなあと思います。
子供に対する受け答えなど、素晴らしいと思います。

■魅惑のチキルーム(10分待ち)

 大人には不評なチキルームですが、私が行った頃からはメニューが変わっているとのこと。大王は入ったことないし、子供は好きな子もいるらしいからと行って見ることに。 初めて知ったことですが、冬場は部屋に入る前の腰掛石が暖めてあるのです。
これは嬉しい。
 内容は、、どうでしょう。大王は可もなく、不可もなくという感じでしたが、赤ちゃんが怖がって泣いていました。

■★イッツア・スモール・ワールド(5分待ち)

 このアトラクションはものすごく好き嫌いの分かれるアトラクションです。
 私の友達の中にも、「大嫌い」という人もいます。
 が、私は実は大好きなのです。次々に変わる色合いが美しいです。
 高い天井と思った以上に広いスペースを船で回ります。
 最初から最後まで、何のスリルも無くてずっと同じ歌を各国の言葉で人形が歌っているだけなのですが、おもちゃ箱の中に入ったようなそんな感覚が味わえます。
色と歌との素晴らしいシンクロも。(それに最初から最後まで歌が途切れることなく繋がっているなんてすごいですよね。)
 なぜか、最後の頃になると 目がじんわりしてくるのです。<変かな。
 大王も実は大好き。
 これはおぼえていたようで、走って自分から乗り場に行きました。
  彼の場合は、船がどうやって動いているかが今回の興味の対象だったようです。
 下を覗き込みそうになる大王をすこし注意しながらでしたが、なにか秘密を発見できたのでしょうか?<まだ聞いていません。 


■×シンデレラ城ミステリーツアー (20分待ち)
 ミステリーツアーは 大人にはつまらないと聞いていたので、待ち時間も長いしまだ一度も行ったことがありませんでした。
 今回は初挑戦。 それにしても外が寒かった。 暖かい国から来ている人たち(大人の集団)は見るからに軽装で腕組みしてガタガタという感じでした。
 ミステリーツアー。一緒に回る人数が多いので、ガイドの言うことも良く聞こえなかったり、たまたま一緒のグループになった小学生高学年の女の子たちが大騒ぎしていて
かつ、外国から来ていた大人がしらけていて、双方を見ている私としては今ひとつの状態でした。 大人にはやっぱり勧めません。
 ガイドの人は 役者でしたね。うまかった。
 それから、騎士に立候補したらもらえるものもあるので、ノリの良い人はそちらで
 頑張ってみると良いかもしれません。(1グループに1人です)

■×白雪姫と七人の小人(20分待ち)
 ミステリーツアーで「ぜんぜんこわくなかった」とうそぶく大王。
 怖い魔女が出るということで、今まで行かなかった白雪姫のアトラクションへ。
 この時期に20分も待つなんて。。
  以前、これに乗ったときに 目をつけていた人が 出てくるまでの時間を計ったことがあるのですが、正味3分足らずです。
  ぶちぶち言いながらのりました。 やっぱり次回は入らないかも。
 今回はのりませんでしたが、ここではピーターパンが似たようなアトラクションの中ではオススメです。空中を飛ぶシーンなどがかなり綺麗です。

■ハングリー・ベア・レストラン
 雪がちらついてきてとても寒いし、入りたかったクイーンオブハートのバンケットホールは外で人が待っていたので、 カレーでも。。とこっちに来ました。
 ところがすごい混雑。皆考えることは同じで室内は席がなかなかあきません。
  どうにかこうにか 席をとってご飯を食べました。 ここではカレーの辛さを選ぶことができます。
 カレーはハウスが提供しているだけに おいしいです。
  私はここのごたごたで、手袋を落としてしまいました。
 私たち家族が食べ終わる前になると その席に目をつけていたのが3組だったようで、
 席を立つと同時に 3組8人が椅子を持ち、その中の2名は外国からの人のようで、
 「この後どうなるんだろう」と思いながらその場を去りました。

■手袋
 外は寒いし、大王と、pon1 がシューティングギャラリーで遊んでいるうちに
 ウエスタンウエアで手袋を探しました。
 シンサレートが中に貼ってある手袋(外は毛糸)が1000円。ミッキーのついた手袋は
 帰ってから使う自信がなかったので、それを購入。女性用がなくてグローブのような
 大きさですが、さすがハイテク。ものすごく暖かかったです。
 (ディズニーランドのお土産にはなりませんが。。)

■★トム・ソーヤ島(いかだ待ち時間なし)
 ディズニーランドがまだパスポート以外もあった頃、このトム・ソーヤ島は安い施設でした。(いかだが安くて島自体も只だったような記憶がある)
その記憶がある大人の私にとっては、ううううむ。
 パスポートで入っているのに、こんなところで時間をつぶすとは〜〜〜。という気もないことはないのですが、大王はとても気に入って帰ろうとしません。
 今興味のある地図を持っては島の中あちこちを走り回って探検しました。
 子供さんにはきっと人気スポットなのだと思います。

 アジアからのお客さんが多かったのですが、子供に対する扱いがお兄ちゃんおねえちゃんとしてしっかりしているところもなるほどと感心してみました。
 日本人同士だと 年上の子供がよその子供の世話をするなんてまったく最近ではみかけません。 中国か韓国かどこかの女の子が大王が岩を登るところを自然にサポートしてくれたりということもあり、最近の日本について、少し考えました。

■★ホーンテッドマンション(5分待ち)
 何回来ても好きなのは ホーンテッドマンション。
 蛍光塗料が劣化するのか、前回きたときは、墓場で飛び出してくるお化けが人形として見えて「やっぱりディズニーでもこんな風な感じになっちゃうのね。。」と落胆したのですが、今回は調整直後だったのでしょうか。墓場前で踊っているのも人形だか陰だかわからないようで、本当にうまく色がついていました。
 大王も大好きで出たとたんにもう一回乗ると 走って入り口へ。 
 2回続けてのりました。
すべてのアトラクションがそうなのですが、ここのガイド役の人がこれまたうまい。
女優かと思うほどの演技力です。こういう指導もディズニーの徹底したところなのでしょう。

■グランドサーキット レースウエイ(20分待ち)
 
 ゴーカートです。昨日からの疲れが出てきた大王ですが、もう一分張り。
レース大好きなので、二つ返事でした。待ち時間は長かったですが、ここはレースの感覚が味わえるので、人気なのでしょうか。
 車は1本のレールをまたいでいるので、大きくルートを外れることはありません。
 私は免許を持っているのですが、このゴーカートをまっすぐ走らせるのは難しかったです。大王は大喜びでした。
 もう少し待ち時間が少ないと言うことなしなのですが。。

■パン・ギャラクティック・ピザポート
 寒かったのと、座って疲れを取るために、おなかはすいていなかったのですが、ピザを食べに来ました。 ここのピザはおいしくてオススメです。
 店内には人形が設置してあったり、テレビで映像を流していたりして、空いているときは 子供もゆっくりと座って長めに休んでくれます。

■★スターツアーズ (5分待ち)

 ロボットに会いたいとのこと。これも覚えていたんですね。
 何回のってもやっぱりスゴイとおもうアトラクションです。
 今回初めて宇宙船の船体をみたのですが、ちゃんと船体の形になっていて、周りの空間は宇宙のように黒いのですね。舞台裏が見えて興ざめしないような細部まで心配りがしてあるところはさすがだなと思いました。
 今回のフライトアテンダントは、ちょっとしゃべり方が 山田花子みたいな雰囲気ののんびりした人で、これがまたこれでよい味だしていました。

■★プーさんのハニーハント(20分待ち)
最後にやっぱりコレに乗ろうと20分待ちをものともせずに並びました。
正味はもう少し少なかったようで、思ったほど待ちませんでした。
 この乗り物は本当に良くできています。 ここでもディズニーの技術力に驚嘆してしまいます。これは前回にも乗って2度目なのですが、それでも驚きました。

 まず、この乗り物のポットですが、レールが無い普通の床を場所をくるくると動き回ります。
しかし、無秩序に動いているかのようで、実は順番どおりに帰っていくのです。
 もちろん何パターンかのパターンがあるのでしょうが、毎回違う展開を見られて新鮮な気持ちがします。
 また、途中ではそのポットがぴょんぴょんはねるような動きをする場所もあり、その各部屋へ同じのりものに乗ったままシームレスに移動するのはどうなっているのだろうと不思議でたまりません。 大人の目からみても、どうやってこういうアトラクションを実現しているのだろうと驚くと同時に、このアトラクション自体がひとつの物語になっていて、周りの人形たちと自分たちが一体化したどこかにまぎれこんでしまったかのような不思議な感覚を味わうことができます。
 この、物語性や、その物語とアトラクションの一体性というのがディズニーランドの
ディズニーランドらしいところだと思います。

疲れた様子なので、今日はこれでおしまい。少し早いですが、ホテルに戻ることにしました。
 正面の広場は夜はとても綺麗なイルミネーションでした。
 
大王は、この日、帰るなり絵を描きたいと言い出して、ホテルにクレヨンを貸し出してもらいました。(ここでは塗り絵・クレヨンが貸し出し可能だということです)
 描いた絵は、スターツアーズの宇宙船でした。

ディズニー リゾート 2003,2,3
ディズニーリゾートに行ってきました。
私はランドより、シーが好きです。また行きたい。

子連れでの旅行って、子供の喜ぶ顔は嬉しいけど、親は周囲に気も使う(これでも^^;使っているんです。)し、安全にも気を使うし、移動も気が重い。
 子供は遊ぶだけ遊んでもう一歩たりともうごけなくなってしまってから遊び終わるので、17キロの子供という荷物がいつもひとつ増えるのです。
子供の疲れにもきをくばらなければいかんし。。

なんて言いながら、「おお、なんて子連れには良いところなのか!」と感動したので、その辺を書いておこうと思います。

前日に見たページはココ 「ディズニーシー攻略法」
http://www.ne.jp/asahi/tanaka/yasuaki/tds.html
すごく参考になってありがたかったです。


★のところは 良かったと思う場所です。
×のところは はじめていく方は気をつけてね。

■×出発-到着:入る前にこんなに時間がかかるなんて。

車を持たないpon家の移動手段は電車。遠いのですよ。2時間かかります。
月曜の開園は 10時 ネットで探した詳しいページには 開園1時間前が良いとのこと。(そんなの大王にはむりだ〜。ひ〜ん)

 案の定舞浜についたのは、11時でした。 やっと着いたと思うのもつかの間、
ホテルの予約確認をイクスピアリの入り口にあるところでする必要があります。
 入り口入って、「ああ、意外に混んでるね」なんて思ったのは序の口だった。
ホテルの確認は 地下で行います。
 地下は人の山でした。
 とりあえず、ぐずりはじめた大王を私が連れて外で待つことに。。pon1が列に並びます。 手続き完了するまでに 40分もかかりました。
 2月でこれだけ時間がかかるので、混んでいる時期はもっと考えた方が良いのかも。

 ここで、3日間のパスポートの発券や、モノレールのチケットを発券してもらいます。

■モノレール&シーへ到着
 モノレールに乗り、シーへ。モノレールは単線をグルグルと一方向へ回っています。
 シーは 到着した駅の反対側の隣。ほぼ一周まわります。
 しかし、時間はさほどかかりません。あっという間にシーに到着です。
  3時まではホテルに入れないので、とにかくここで遊ぶことになります。
 まずは、窓がミッキー。つり革もミッキー。中のシートも円弧を描いていて楽しい乗 り物です。

■ゴンドラ(5分待)
 ベニスの風景は本当によくできています。本物そっくり。
 というよりもベニス自体がまがい物の世界(軽くするために だまし絵や 張った大 理石がたくさんある)なので、ほとんどそのままという感じでした。
 もちろんスケールは小さいです。。
  ゴンドラはそっくりなんですが、ゴンドリエは。。。まあ、ご愛嬌。
 楽しかったからokということにしましょう。
 本場とそっくりだったりすると 本場の意味がないですものね。

■昼食:リストランテ・ディ・カナレット(数分待ちすぐ案内)
 大王の機嫌がわるくなってきたので、「これは!空腹がイカン!」と
 嫌がる大王をなだめすかして レストランへ。席についたとたんに、「おなかすいた。まだ?」と食事の催促。。ほらね。おなかすいていたんだよ。キミは。
 子供って、自分が空腹かどうかわからないのです。気づいたらもう待ったなし。
 ここは お酒も飲めます。 料理もおいしいとのことだったので、期待してセットメニューを頼みました。 そこそこおいしかったです。
 都内の普通のイタリアンレストランと同じくらいかも。
 なによりも、落ち着いて食事ができるので、大人にはオススメです。
  昼食時間は予約が取れないとのことだったのですが、流石2月。ささっと入れました。

■クラシックカー
 クラシックカーに乗りたいとのことで、こんな小物から初めて良いのかと思ったのですが、クラシックカーに乗り、すぱっとポートディスカバリーへ。
運転席の隣に座って大王ご満悦でした。 
ポートディスカバリーでは、目玉の一つアクアトピアが調整中とのことで残念。

■★ストームライダー (15分待ち)
 これは、人気のアトラクションのひとつです。是非載ってみて欲しい。
 スターツアーズのような雰囲気ですが、中のからくりが一層こっています。
 3日間で 2回のりましたが、また次に乗ってみたい。
 次に乗るときは、 あのあたりどうなっているか 絶対みてやる〜というアトラクションです。水にぬれますので、気をつけてね。 
 大王もお気に入りのアトラクションでした。

■シンドバッド・セブンボヤッジ(10分待ち?)
 カリブの海賊と、イッツア・リトルワールドを足したような感じ。船で回ります。
 ですが、人形はグレードアップ。人形劇の人形よりも、目の表情があって、
 不思議な感覚でした。 人形劇を間近でみているかのよう。
  たのしめました。

■海底2万マイル(ファストパス)
 混んでいたようだったので、ファストパスを取得しました。
 本来はすぐにファストパスを取りに来る予定が、大王にあわせていたら こんなになっちゃった。このあたりもすごいです。
 なんといってもこれだけの地形がすべて人工だっていうところ、ダイナミックな岩盤もすべて、デザインされてつくられたものなんですよね。それを見るとディズニーの底力を感じます。(巨大な資本っていうか。。太刀打ちできないなあと)

■キャラバンカルーセル (10分待ち)
 なんてことはない回転木馬。 ジーニなどの キャラクターが混じっています。
 2階建てというところが ちょっと目新しいです。
 大王は 1日目と3日目にのりました。子供はやっぱり好きなんですね

■スカットルのスクーター(5分待ち)
 ヤドカリにのってくるくる回る、遊園地によくある乗り物の ディズニー判です。
 しかし、これもデザインが楽しい。乗り物だけが孤立していないように周りの風景と
 一体化して乗り物以外にもとても楽しめます。

■★マーメイドラグーン
 大人にはつまらないところかもしれませんが、ここは就学前の子供たちにはオススメのスポットです。小さな子供たちでも乗れる乗り物が固まっていて、全体が水中をイメージした不思議な空間です。
  この日乗った乗り物は、ジャンピンジェリーフィッシュ、ワールプール。
  そうして、大王が一番気に入ったのは、アリエルのプレイグランド。
 つり橋や、洞窟があってそこを歩くだけなのですが、子供たちにはなぜか人気。
 大人は刺激が向こうからやってくるのが楽しいみたいですが、子供は自分が動いて
 見つけるのが大好きなのかもしれません。

■★海底二万マイル
 ファストパスで入ったのですが、すでに人がいなくなっていて、無くても大丈夫だったかも。 水中の情景も本当に水があるかのような揺らめき方にびっくり。
 大王は本物?と聞いていました。
 降りた後も、外で水を覗き込んでどのあたりなんだろう?と考えていました。

■センターオブジアース
 うっかりと身長制限があるのをわすれて見に行きました。
 120分待ちだったのが夕方になって20分待ちに。やった〜と入ろうとしたら
 身長が 117センチ以上じゃないとダメなんですって。
  117センチになったときに持っていけば 他の人よりも早く乗せてくれるという
 証明書をもらいました。<なくしそう。

■★ミラコスタ
夕飯を食べようとしたら疲れたようだったので、一旦ホテルにチェックイン。
すると、ホテルの部屋で、大王はすっかり眠そうにベッドにもぐりこんでしまいました。
 ここでは、子供用の パジャマや、スリッパが用意してあります。
 パジャマ・スリッパのサービスがあるところは いままで泊まったホテルではありませんでしたので、大王も一人前扱いしてもらい嬉しそうでした。
 ベッドもトランドルベッドという引き出しタイプのベッドが準備してあり、子供はそこで寝ることができます。(大人が寝られるくらいのサイズです)
 また、カップも子供用にプラスチックのものが用意されており、それはお土産として持ち帰ることができます。

 面白いのはお風呂。和風の風呂です。洗面器もついています。
子連れの場合はこの方が助かる気がします。

 部屋の中は一見普通のホテル。しかし、壁紙や、ベッドカバーなどにもよく見ないとわからない(きっと気づかずに帰る方多そう)ディズニーキャラクターがあります。

■★ディズニー シー シンフォニー

 眠り込んでしまいそうな大王に食事をさせねばと、説得して外へ。
 ホテルの中でも食事はとれるのですが、せっかくきたからにはと ヴォルケイニアレストラン目指して出発。

 ところが、ディズニー シー シンフォニーの 場所取りに遭遇。せっかくだから見物しようか。。と座って見ました。
 いや〜。綺麗でした。シンデレラ城の花火はみたことありますが、これはすごい迫力です。素晴らしかった。あっという間の15分でした。
 もしかすると ミラコスタの二階のレストランをこの時間に合わせて予約すると
 いいかもしれません。

 ここで、大王沈没。。熟睡してしまったので、予定変更して部屋に戻りました。

■おにぎりセットが2500円
 結局夕飯を食べられなかったので、ルームサービスを頼むことにしました。
 大王の目がさめたときに食べることができるようにおにぎりセットを。

  しかし、高いなあ。 おにぎり3個、野菜の煮物とお味噌汁と漬物。
 これで2500円です。野菜の煮物はほんの少しでした。
 おいしかったけど、やっぱりルームサービスは高い。でも、寝てしまった子供の夜食にはいいかもしれません。
 リストにはお酒もあります。だいたいビールで 700円 ワインはそこそこしていました。
 部屋には冷蔵庫がありそこにも ビールやワインが入っています。そちらはちょっと安い。

 明日は、ディズニーランドです。
 

発見 2003,2,1
私は、高菜の古漬けが大好きなのですが、大王には臭いと不評。
ラップで蓋しながら食べました。

たべて初めて気がついたのですが、高菜の古漬けって ザーザイの味と似てる。
で、検索してみたら、この二つやっぱり似てるみたい。
代用で使ったり一緒に使ったりしているんですね。

ごま油でいためて一味で食べると、ご飯2杯もたべちゃった。。。