■著者 荻原 浩
■星 ★★★★★
明日の記憶 | |
荻原 浩 光文社 2004-10-20売り上げランキング : 5718おすすめ平均 50歳の働きざかりを襲う悲しい病気。ある意味読者にとって、怖い話であるかもしれない自分自身の中でアルツハイマーが進行していくようなリアリティーAmazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
広告代理店の部長を務める主人公は、そろそろ50歳。だんだんと「アレ」とか「ソレ」という言葉が多くなり、人の名前が思い出せない。若いものとの会話にもなかなかついていけないのを自覚していたのだが。。
■感想
他人事じゃない。最近私は漢字がかけない。間違える。間違えたも気づかない。人の名前や顔を覚えられない。忘れてしまう。忘れ物が多い。トシかしら。。と思っていたのだけれど、この本をよみはじめてだんだん怖くなってきてしまった。もし私もアルツハイマーだったらどうしよう。
最近、肉メニューばかりに偏っている(家族はあまり魚がすきじゃないので)一昨日と昨日は魚メニューにしてしまった。 気休めだけれど。
読んでいるときには、主人公の気持ちが良くわかったけれど、妻という立場で読むと、もっと頼って欲しいと思う。きっと主人公の妻もそうだろうなあ。