■監督 宮崎駿
■原題 ハウルの動く城
■星 ★★★★★
ハウルの動く城 | |
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■説明
主人公は18歳の娘ソフィー。母のかわりに線路沿いの帽子屋を切り盛りしている。自分の身なりにはかまわない女の子。妹に会いにでかける途中で、若い男性の魔法使いハウルに出会ったことから、荒地の魔女に目をつけられてしまう。
■感想
映画館でも見たのです。そのときの感想はさほどでもなく、最近の若者の弱さなどを描きつつも中途半端な印象を受けました。当初このDVDは買わないだろうと思っていたのです。
ところが、ひょんなことからハウルのスクリーンセーバーを使うことになり、その音楽や映像を見ているうちに猛烈にもう一度この物語の世界を体験してみたくなりました。
不恰好で生き物のようにも見えるあの城をどうしてももう一度見たかったのです。
映画館で見たときよりも、私の気持ちはこの映画に対して好意的なものになっていました。
原作者はアレルギーのため一気に老け込んでしまった経験をこの話にしたとか。原作本は読んでいませんが、いつか読んでみようかと思っています。
魔法使いハウルが普通の人間のように弱さでドロドロになってしまう存在であること。対照的に90歳の老婆になっても日々を前向きにすごすソフィー。 語られていない部分で物語のつじつまが気になることもあるにはあるのですが、映画館で見たときよりもDVDで見たときのほうが好感が持てる(通常は逆ですよね)不思議な映画でした。