■原題 The Muse
■監督 アルバート・ブルックス
■公開年 1999年
■星 ★★★★(お気楽にみて)
ハリウッド・ミューズ シャロン・ストーン アルバート・ブルックス おすすめ平均 設定は良かったんだけどなぁ・・・ |
■こんな人にオススメ
ハリウッド映画大好きな人(特に監督通だとなおさら)
所帯持ちの人
■説明
アルバート・ブルックスは脚本家だが、最近脚本に「キレ」がないと言われ失職寸前。二人の娘をもつ
身としては職を失うのは困る。妻のアンディ・マクダウェルのアドバイスに従って上り調子の友人に助けを求める。彼の話では、上り調子には秘密があるらしい。 ミューズと呼ばれている女性シャロン・ストーン(と知り合い影響されることで インスピレーションがますのだとか。
■感想
軽いノリで、身内ウケというか 業界の人には「あるある」っていうような経験なんだろうなあなんて思いながら楽しんでみました。 キレのある脚本が書けないと言われてどうしようとなると、神頼みでもしてみようかと行き着くところは東洋も西洋も同じ。
ところが、そのミューズがなんだかちょっとヘン。霊感というよりも、超ワガママで気まぐれ。シャロンストーンがまさにはまりやくで、「本当にこんな性格なんじゃないか?」みたいな違和感のなさ。(妙に堂々としているところも) これだけ自信たっぷりだったらさぞかし御利益もありそう。
中盤の展開(ネタバレになりそうなので書きたいけど書かない)で ミューズの取り合い見たいになるのもくすくすおかしい。あわやとんびに油揚げ。
また、マーティン・スコセッシ、ロブ・ライナー、ジェームズ・キャメロン 御本人が監督役で登場っていうのも驚くし、そうそう。スピルバーグ。おかしかったー。
たねあかしは もう一ひねりほしいかなーと思うけれど、なんだかどうしてそこにいるのかわからないような人がなぜかどんどん浮いていき、どうしてだかわからないけれど沈んで行ってしまう人がいるというのが多分ハリウッド。 ハリウッドに生息している人達は きっと「そうそう。そうなんだよねー」と 大笑いしたのではないかなあと思います。
私の好きなアンディ・マクダウェルが出ているから点が甘いわけではないと。。。。
そうそうシャロンストーンも結構好き。こんな風なおばさんになってもおもしろくて好きです。