■著者 アーノルド・ローベル
■星 ★★★★
ふたりはともだち アーノルド・ローベル 文化出版局 1972-01 売り上げランキング : 6,743 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■オススメなのは
よみきかせ:少し長い物語を楽しめるようになった年齢
自分で:少し長い物語を自分でよめる年齢
ちなみに、2年生の教科書に載っていたそうです。息子は2年生にあがったばかり。一年生の後半に2年生の学習発表会で見たそうです。
のんびりほのぼのと少しおかしい 話し。男の子にも好まれると思います。
■説明
がまくんとかえるくんは ともだち。 二人のほのぼのとした生活が短編になって10ページ程度の話が5編入っています。 漢字とカタカナにはふりがな付きです。各ページには3色刷りの挿絵が入っています。絵本から少し長めの本にチャレンジしている年齢に良いと思います。
■感想
以前、絵本の読み聞かせをするくらいの年齢の息子に、親の方の気がはやって購入したものです。息子に読み聞かせようとしたら、その当時は長すぎたようで、まったく興味を示しませんでした。
私も最初の1話を読んで「又今度読もう」と思い、お蔵入りになっていたものを、先日息子がみつけだしてきて読んでくれました。
「きょねんがくしゅうはっぴょうかいで、このおはなしをきいたことがある」という理由です。絵を見たことがあったのだそうです。(味のある素敵な絵です)
自分で読むと(大人ですから)たいしておもしろくないできごとなのに、息子に読んでもらうとおもしろいことおもしろいこと。 読んでくれたのは「おてがみ」という編です。 自分で本を読むということと人に読んでもらうということが違うものだということを身をもって知りました。
子どもさんと読んでやったり読んでもらったり この時期しか楽しめないコミニュケーションをとるのにも良いと思います。
話はゆったりとしたテンポですすみ、大きな事件があるわけではないけれど、なだらかな山があり、少しおかしい 友だち二人のはなしです。
はじめまして。こんにちは。
人気ブログランキングを検索していたらたどり着きました。
私は絵本が大好きで絵本の紹介をしています。
今日書いた絵本がこの絵本だったのでトラックバックさせてくださいね。
自分で読むと面白くない出来事・・確かにそうかもしれませんね。ゆったりとながれる時間だけが感じられ、つまらない人には全くつまらない本かもしれません。
でも本の真意がわかるとこれほど面白い本はないです。絵本にはそういったものがたくさんあって、その罠にはまってしまった一人です(笑)
また他の絵本の記事もゆっくり読ませてくださいね。
Posted by: 空 at June 11, 2005 03:37 PM空さんはじめまして。トラックバックありがとうございました。 私も本や絵本は大好きなのだけれど、こちらの更新は滞りがちです。(^^;)ゞ
本の世界の面白さを感じられるかどうかは自分がその中に入り込めるか入り込めないかというところの差のような気がします。
毎日アップアップしている私は、なかなか落ち着いて絵本の世界にまで自分を溶け込ませることができないということがあるのだろうと思います。その物語が日常をかけはなれていればいるほど難しくなります。たぶん私が入り込めなかったのは その辺に理由があると思っています。 「自分で読むとたいしておもしろくないできごと」というのは語弊があったかもしれませんね。
この表現で気分を害されていたらごめんなさい。
口は悪いですが、ここに感想が書いてあるということは私もとても気に入った本なんです。(^^) 星も4つです。