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October 21, 2004

ターミネーター3

■原題 TERMINATOR 3 Rise Of The Machiness
■監督 ジョナサン・モストウ
■公開年 2003年
■星 ☆☆☆
ターミネーター 3...TERMINATOR 3:RISE OF THE MACHINES
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■説明
2で助けられ、成長したジョン・コナーは、できるだけ世間とかかわりを持たないように生活してきていた。 世界の破滅は防げたはずであったのに、また新たな 新型ターミネーターが送り込まれてきた。
今度は女性型だ。

■感想
悪くはないと思います。が、やっぱりいまひとつの感が否めない。 この後ものすごい放言ですがお許しを。あくまでも私感ですから。(^^;)

たしかに、この映画の主役は シュワルツネッガーの初代ターミネーターであり、今回のT-X クリスタナ・ローケンだと思う。でも、でも、でも、 ジョン・コナーの ニック・スタール あの T2のあの子がどう育ったらこんな風になるのか?と思うほど かっこ悪すぎ。 もう 「いけませんのいけません」。
 おまけにヒロインとなる  ケイト役の クレア・デーンズ。 彼女がまた魅力に乏しい。 少し後に結婚を控えている女性の輝きというものがまったく見られない。文句ばっかりいっていて、頭のよさスマートさもまったく感じられないし。 いや、100歩譲って これはクライマックスまでもって行くための必然だということにしようか。 でも、こればっかりは。。。
(一応検索してみたら、この役が特殊なようで、ほかは素敵な役をやっている人みたい) 

 シュワちゃんですが、あの筋肉増強剤の塊のような体を惜しげもなく?披露してくれたわりには うーん。もう年だからねえ。。。という感想が頭に浮かんだり。 やっぱり3匹目のドジョウはね。ちょっとね。

 新型ターミネーターの クリスタナ・ローケンは良かった。 よく知らない女優さんだったので、画像検索しましたら、この映画のほうがずっと良い。冷たい機械的な魅力が良く出ていると思います。
時々、インコのピーコちゃんのように首を曲げるしぐさも まあご愛嬌。ロボットらしさを出す演出なのでしょうが、ロボットはそんなことしないよね。きっと。

それからそれから、新型弱すぎ。旧型強すぎ。いや、たしかにこういう世界、旧型のほうが融通がきいたり新型の方が脆弱だったりすることは往々にしてあるとおもうけれど、そういう雰囲気ではなくて、やっぱりシュワちゃんだから機械だったとしても、パワー・根性という感じだし。

思えば、この映画の醍醐味は、機械であるところのターミネーターが 見かけは人間であっても 結局は機械でしかないところが見所であって、その機械が人格やらなんやらをかんじさせるようになってしまったところが敗因だったりしたのではないかなあと。

 細かい演出は、いいなあ!スキ!と思ったところがいくつか。以下反転させてください。

T-Xが携帯電話をかけた先がファックス。 口からファックス送信音を出してデータを引き出す。う〜。おもしろ〜い。
T−Xは、性能だけでなくそのしぐさでも人間を震え上がらせるような機能を持っている。たとえば 血をぺロリとなめて分析。 DNA情報から 本人さんか本人さんでないか特定できるという高機能。
ちょっぴりツッコミを入れたいと思ったのは、相変わらず金属ならば磁石にくっつくという発想。 いやいや、金属だからといってそうなんでもくっつくもんじゃないというのは子どもでも理科でならうぞ。鉄・コバルト・ニッケルが磁石につくらしいのだが、結局ロボットと磁石の関係というのは未来まで続いたわけなのね。

ついでに書いてしまうけど、ぶつぶつ文句を書いたけれども、結末の選択は良かったと思う。

でも、まあ、見て損したという感じはしない映画でした、私としては好きですね。

公式サイト

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