■原題 Howards End
■公開年 1992年
■監督【著者】 ジェームズ・アイボリー
■星 ★★★★★
ハワーズ・エンドHowards End
■説明
植物で思い出す映画のひとつ、「ハワーズエンド」
イギリスの郊外の家にまつわる 運命的な不思議なお話です。
明確な起承転結とか勧善懲悪があるわけではないのですが、その家をとりまくエピソードが
続きます。
■感想
たんたんとしたエピソードが続くのですが、その不思議な雰囲気に飽きません。
じんわりと好きになり、最後に不思議な運命を感じるような映画です。
郊外のその家を持つお金持ち(上流階級なのかな?)と、都会の(中産階級かな?)家の違いに驚き、また、線路の下の住まいに驚き、(都会の家のなんと狭いこと。日本の住宅とはりあうような狭さではないでしょうか)
その郊外の小さな、質素な家と一見草深くみえる庭のよさを認めてくれる人は。。。
などと考えたりしました。
しっかりもののお姉さんにエマ・トンプソン (優しそうだけどちょっと間延びした顔で美人ではなさそうですね。でも、演技力には定評のある人です)
「眺めの良い部屋」に出てきたホームベース型の顔の中心に目鼻とおちょぼ口がついているような
ヘレナ・ボナム・カーター も惚れっぽい妹の役で出てきます。