■原題 The Russia House
■公開年 1990年
■監督【著者】 フレッド・スケピシ
■星 ★★★★★
ロシア・ハウスThe Russia House
■説明
ショーン・コネリーとミシェル・ファイファーが主演のロシアが舞台の映画です。
冒頭には有名なキスチョコのような形の屋根の寺院。赤の広場の聖ワシーリイ寺院がすごい迫力でせまり、一気に映画の世界に入り込みます。
■感想
内容はスパイ物なんですが、このショーン・コネリーが まったく汚いオヤジで、いい味だしてます。
お風呂なんか2週間くらい入ってないのではないかと思うほど汚いです。
そのオヤジ(小さな出版社の社長)が諜報活動にまきこまれていく話で、基本的にはジジ恋物です。
が、この「汚い」「ジジ恋」の二つで引かないでぜひ見て欲しい映画です。
この汚さがあるからこそ、感情の純粋さが引き立つ映画だと思う。
このミシェルファイファーがものすごく美しくて
(彼女は決して典型的な美人ではないと思うのですが)音楽がまたちょっと悲哀を感じる音楽で、あっという間に映画の世界に入り込んでいました。
===ネタバレあります=====
映画を見てから読んでくださいね。
酔っ払いの汚いジジイのショーン・コネリーが
はじめて ミシェル・ファイファーを見たときのあの表情。うなりました。まさに一目ぼれ。
彼と一緒に私も一目ぼれしてしまったようです。