■原題 Moonstruck
■公開年 1987年
■監督【著者】 ノーマン・ジュイソン
■星 ★★★★★
月の輝く夜にMoonstruck
■説明
Moonstruck は 気が狂ったという意味らしい。 たしかに、日本語でいうと「どうかしている」ような出来事。
白髪がめだつようになってきたヒロイン(シェール)は プロポーズされる。
結婚相手の弟のところへわけあってでかけていくはめになるが、それからが どうかしちゃってることの連続。
■感想
シェールとニコラスケイジ ふたりとも美男美女ではないと思うし、性格派というか。。しかし、この映画、不思議なテンポで 最初から なんとも不思議な設定にひきこまれてしまいました。 イタリア人という設定も、ふ〜ん。イタリアならばさもありなん。なんて。。。
そうして、いつのまにか オペラにひきこまれるようにこの不思議な話しに引き込まれてしまいました。
大抵、設定に無理がある話を見ているとストレスがつのってくるのだが、このはなし、さりげなさすぎるが「うそ〜」という出来事の連続。
面白かったです。 音楽も最高。
自分の年を自覚してきて、もう私にはロマンスなんてないのかも?なんて思っているあなたが
さりげな〜く主人公になれてしまうような。
見終わった後、とても幸せで満ち足りた気分になるような、でもどうかしちゃってるような話です。
(記憶を頼りに書いています。)
===ネタバレあります===
お兄さんとの結婚話のときには、疲れた、ただはっきりした、女性だったシェールのオペラの待ち合わせでの 目を見張る変身ぶり。 ニコラスケイジも。ぜんぜん違う。
恋とはこんなものなのね〜。なんて楽しみました。