■原題 THE WIZARD OF OZ
■公開年 1939年
■監督【著者】 ヴィクター・フレミング
■星 ★★★★
オズの魔法使 特別版THE WIZARD OF OZ
■説明
ドロシー(ジュディ・ガーランド)は農場の娘。
ある日、竜巻に家ごと飛ばされて一人で不思議な国についてしまう。 おまけに、悪い魔女を家の下敷きにしてしまったらしい。
■感想
タイトル画面からなぜか 画面がモノクロ。。「この映画ってモノクロだったんだ。。。」と思いながら見ていたのですが、それは演出でした。
「ジュディガーランド、すご〜くカワイイ。」 でも、背の高さを見るとかなり大きい。声も大人の声です。何歳くらいだったのでしょう。
虹のかなたへ「OVER THE RAINBOW」は映画を知らない人の中でも有名。
でもこの当時の映画スターは 可愛くて歌も上手でとやっぱり「スタア」だったのだなあとうなずきながら見ました。
ライオンの生え際が気になる今日この頃。
お話はよく知られたお話ですが、最近のCGや撮影技術に慣れている目には、こういう「ローテク」な話がとても新鮮です。
地平線まで続く道を スタジオで実現する方法や、映画の撮り方、「おお、こうやって撮ったのだな」と 目で検証できます。
動物もあくまで着ぐるみの域を出なくて まるで劇をみているかのようです。
そういう意味で、最近の映画とは別の楽しみがありました。
影響を受けているのではないかと思われたのが「ネバーエンディングストーリー」です。ところが、ネバーエンディングストーリーは ところどころに CGが入っているためにファンタージエンの人々がとってつけたようにちゃちに見えるときがあり、
「特に女王様のお城に集う人々」というところなど、私は見ていてつらかったです。
いや、映画だけでなく、ディズニーランドも影響を受けているのではないかと思うような雰囲気でした。本当に影響を受けているかどうかはわかりませんが、オズの魔法使は1939年製作で、ウオルト・ディズニーは 1901年に生まれ、1955年にディズニーランドがオープンしたとか。ミッキーの蒸気船ウイリーの公開が1928年ということですから
たぶん、27才からアニメーション映画の世界で活躍していたディズニーが38歳の頃にこの映画を見ている可能性は高いとおもいますし、なんらかの影響をうけて 1955年にディズニーランドに発展したという可能性もなきにしもあらずだなあ。。なんて勝手な想像を楽しみました。
古い映画ですが、展開がはやく、6歳の大王は 楽しんでみていたようです。