■原題 Lucky Break
■監督 ピーター・カッタネオ
■星 ★★★★
ラッキー・ブレイク | |
ジェームズ・ネスビット オリヴィア・ウィリアムス ティモシー・スポール アミューズソフトエンタテインメント 2003-04-25 売り上げランキング : 28,881 おすすめ平均 ハズレかと思ったら結構おもしろかった 素直に楽しみました! イケてないけど、かっこいい・・・ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
昔からの腐れ縁の ジミー(ジェームズ・ネズビット)とルディ(レニー・ジェームズ)は 強盗を企てるのだが、いまひとつドジが災いしてしまい、刑務所に入れられてしまう。刑務所所長がミュージカル好きであることを知った二人は脱走計画を立てるのだが。
■感想
アメリカ映画ならば、明るく明るく爽快に脱走計画。というのが常だけれど、こちらはどこかがちょっと違う。全体的に暗めの展開がじっとりと続く前半、この前半を乗り切れないと途中で見るのをあきらめてしまいそう。 じっくり見ていると、いろいろなところで妙に「くすり」と可笑しい設定にはまってきてしまう。
ミュージカルを上演することになって 皆で練習するとき、お決まりのパターンをみつけて「いるいる。そういう人」と思ったり、
妙にツボにはまるおもしろさが隠し味のようにちりばめてある。
たとえば、調子の良い「ヤッタゼー」という映画は使い捨てになりそうなのだけれど、この映画の不思議なところは見終わって1週間・2週間経った頃に思い出すともう一度見たくなってしまうようなところ。 ヒロインのオリヴィア・ウィリアムスが綺麗なのも私にとっては、ポイントが高い。