■監督 ヒューズ・ブラザーズ
■原題 FROM HELL
■公開年 2002年
■星 ★★★★
アマゾンの評にすっごい長文ネタばれがあるのでー。知りたくない方はあまり読まないほうが映画が楽しめそうです。(私はネタバレあると映画の楽しみが半減するタイプなのです)
フロム・ヘル | |
ジョニー・デップ アレン・ヒューズ アルバート・ヒューズ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-07-07 売り上げランキング : 1,934 おすすめ平均 ジョニー・デップが素敵です。 切り裂きジャックってこういう話? わりとグロイです Amazonで詳しく見る by G-Tools |
■説明
ジョニデ扮するアバーライン警部は、阿片中毒。そのせいか、事件の展開を暗示するような予知夢をよく見る。ロンドンではその頃、娼婦ばかりを残忍な手口で殺害する「切り裂きジャック」が出没し、それに手をやいていた。捜査を開始するがなぞが多く難航する。
R−15指定です。(多分、臓器などのシーンが出てくるためではないかと)。そういうものが苦手な人は避けたほうが良いかもしれません。結構気持ち悪いです。でも、私は面白い映画だったと思いました。
■感想
なにより、ラスト近くナゾが解けてからの犯人の表情が迫真ですごく怖かったです。彼の論理の歯車の狂い方がすごく怖い。外からそれがうかがい知れなかったのがすごく怖いです。
ストーリーの組み立てもとても面白かった。謎解きとして織り込まれた糸を少しずつ解いていく作業が
推理小説のように楽しめました。ああ!そういうことだったのか!と。
ジョニー・デップはいかにも。。。というはまり役。危ない感じでしたね。
若干気になったのは、娼婦が綺麗すぎたこと。普通の女の子たちが娼婦になっているということだったのだと思うのですが、それにしても娼婦が若くて美人で清潔感あふれているとなんだか現実味がないなあーという気も少ししました。 ヘザー・グラハムが綺麗でかわいかったですねー。
霧のたちこめるロンドンの雰囲気が「こんなだったかもしれないなあ」というくらいに再現されていました。狭くて薄暗い路地が多く、暗がりに霧がたちこめると、街中は怖かったでしょうね。
全体的にはたいへん面白かったです。