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March 31, 2004

七年目の浮気

■原題 THE SEVEN YEAR ITCH
■監督 ビリー・ワイルダー
■公開年 1955年
■星 ★★★
七年目の浮気〈特別編〉the Seven year itch
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■説明
奥さんと息子が避暑にでかけてしまい、一人留守番することになったトム・イーウェル。
久々の独身気分を満喫し、羽をのばしているうちに、モテモテ妄想をはじめとする非現実的な妄想に翻弄される。 そんなところに、二階の部屋には若くてお色気たっぷりの娘さんが一人で留守を預かるらしくやってきたからもう大変。妄想に歯止めがきかなくなってきて。。。
 あの有名なマリリンモンローの白いドレスのスカートが 地下鉄の風でふわ〜っつという場面のある映画です。

■感想
 まったくオジサンの妄想ときたら、もうそこまできたら参りました。という感じ。難しい顔をして薀蓄たれながら、く〜らくら〜です。昔のアメリカのホームドラマ(奥様は魔女とか)で、テレビから笑い声がどっと上がるけれども、そんな感じにいつ笑い声がバックで流れてもおかしくないほど、もう浸りきってます。
 マリリンモンローは本人の顔とスタイルはお色気たっぷりだけれども、ココロは至って子供という雰囲気。オジサンの妄想の中ではすっかりとお色気むんむんの女性になりますが、それ以外ではイマドキの高校生以下のあどけなさ。

 女性としては いまひとつ 分からない心理ではあるけれどもこれだけ支持される映画だということはここまで大げさではないけれども、男性はそういう気持ちを多少は経験したことがあるってことなのかな?

 マリリンモンローはたしかにお色気たっぷりで無防備すぎ。オバサンとしてはそれはイカンでしょうとおもうけれども、魅力たっぷりではあります。
 私としては、この映画よりも 100万長者と結婚する法 の彼女の方が生き生きしていてかわいらしかったなあと思います。
でも、典型的な「マリリンモンロー」を見ようと思うならやっぱりこの映画だと思います。

個人的には、
 彼女は不幸な亡くなり方をしてしまったことでも有名な人ですが、こういう役柄が定着したら、たぶん女優さんとしては辛いだろうなあ。 頭が少し弱くて色っぽいことだけを要求されてしまうとかなり葛藤してしまいそう。なんて思ったりもしました。

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