August 2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

March 30, 2004

パリの恋人

■原題 Funny Face
■監督 スタンリー・ドーネン
■星 ★★★
パリの恋人
B00008OS1Z.09.MZZZZZZZ.jpg

■説明
古本屋の店員のオードリーヘップバーンは自分に自信がなく、ブス?(っていっていいのかな?ヘンな顔=Funny Face )だと思っている。彼女の憧れは共感主義。そんな彼女がカメラマン:フレッドアステアのおめがねにかなって、ファッションモデルにならないかという話になる。「こんなにヘンな顔なのにとんでもない!」という彼女に彼は「君はとってもユニークなんだ」と説得。そうして、彼が出した条件は。。。

 調べてみて驚いたのですが、この音楽はあのジョージガーシュイン。衣装もジバンシー、イディス・ヘッド(この方私は知らなかった)と、錚々たるメンバーだったのですね。

■感想
以前見たときには、オードリーファンの私としては「わたしってこんなにヘンな顔だから」なんていわれても
別にヘンじゃなくてかわいいのに。。と 変身度合いが少なくてあまりピンと来ない映画でした。
 また、例のごとくファザコンっぽいほどの年の差の恋愛っていうのも ピンと来ない。(フレッドアステアが好み出ないってことなのでしょうか(^^;))

 でも、見直してみるといいですね。特にダンスシーンは必見です。
私が以前みたときにはまったく興味がなかった場面ですが、特にすごいなあと思ったのは、共感主義の酒場で「私は今踊りたい気分なの」と言い出して踊りだすオードリーの踊りはすごい。
 以前バレエコンクールのモダン部門審査というのをテレビでみたことがあるのですが、そういうエキスがギュッと詰まっていて 「何回練習したんだろう」と思うほどすばらしい。

また、ファッションがすごく良いです。オードリーのように細くて若い人が着ている洋服が素敵なのは勿論当然ですが、中年女性の洋服までもがとてもおしゃれ。(ファッション業界の人という設定)
名前を知らない女優さんだったので、これも調べたらK.トンプスン。 50台くらいのおばさんなのですが、彼女がパリに行ったときに来ていたコートが素敵!!!!
 すこしAラインかかったしなやかな素材の襟の大きめなコートは普通の動作のときも、踊っているときもとても綺麗です。脇のところにスリットのようなものが見え隠れしていてどういう形になっているのか トラッドっぽくてふつうっぽいけれどちょっと違う。 <あのコート。欲しい。。。。 

 ファッションとオードリーと踊り。 そういう楽しい映画でした。
 

コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?