■著者室井滋
■星 ★★★
まんぷく劇場文春文庫
■説明
後書きをよんでから知ったのですが、クレアという雑誌の「死ぬ前にもう一度見たい!100の映画」という記事から 映画エッセイにつながり、それを単行本にまとめたものだということだ。
■感想
この本、最初の2,3編を読んだときに、「室井さんには申し訳ないが、あまり面白くないなあ。読み終わったらブックオフに持っていくかあ〜」と思っていた。
ところが中盤から後半になるにしたがって、映画について書かれた度合いが増えたり、私が見たことのある映画について書かれていたり、また、室井さんの人柄があらわれていたりして楽しく読み終わり、巻末の映画データをみたあたりから 売ろうか売るまいか悩んでいるのである。
アマゾンでは皆さん4つ☆だけど、う〜ん。私としては☆は3つかなあ。。。ごめん室井さん。
本職でないのにここまでエッセイが書けるのはすごいとおもうけど。。