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May 05, 2003

アマデウス

原題 Amadeus
公開年 1984年
監督【著者】 ミロス・フォアマン
★★★★
アマデウスAMADEUS
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説明
モーツアルト(トム・ハルス)の死因は、才能に嫉妬したサリエリ(F・マーリー・エイブラハム)が原因!という話。
彼の告白から映画が始まります。


感想
面白いサイトも発見!
">http://www4.plala.or.jp/trillweb/c_amadeus.htmさて、この映画はサリエリの告白という形で見てその筋の斬新さに最初は驚いたよくできた物語という印象が強かったのですが、
 今回見直してみて、サリエリの気持ちが実によく描かれている気がしました。
彼は努力してあそこまでの地位を得た人だった。
しかし、相手のモーツアルトが、自分が昔から「悪い」と教えられ、軽蔑するべき行動ばかりとるような人間だったら。
なのに、まざまざと天才の才能を子供のような無邪気さから悪気なく見せ付けられていたら。

 以前見たときは全体がとても面白かったのですが、今回みなおしてみて、セリフ面のうまさも感じました。
サリエリがモーツアルトの作り出す音楽の美しさを誰よりも理解し賛美していることがそのセリフから伺えます。
そうして、それが理解できるだけに、自分の作り出す音楽との力量の差に悩み苦しむところが。
単に、才能をもっているからというだけの嫉妬ではなく なぜ彼が許せなかったのかというのが分かるような気がしました。
一度目に見たときは、モーツアルトの強烈な性格に流されてしまったのですが、じっくりみるといろいろと感じることのある映画だと思います。

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