■監督【著者】 宮部みゆき
■出版社 講談社文庫
■星 ★★★★★
天狗風―霊験お初捕物控〈2〉講談社文庫
■説明
霊験お初捕物控の第二弾。
1巻目のお初よりもスケールがアップして、お初も活発に活躍する。
下駄屋の娘が神隠しにあう。それも、父親の目の前で。お初は、南町奉行所の奉行に依頼され、この出来事をしらべてみることになった。奉行は、不思議な出来事に前から興味をもっているのだ。
■感想
まるで犬夜叉。一つ前に読んだのが「堪忍箱」だったので、とつぜんあやかしが始まったときには かなり驚いた。そうだった。そういう話だった。
しかし、あっという間にひきこまれて一気に読んでしまった。次のページをめくるのが待ち遠しい本だ。
今回は相手も一筋縄では行かない大妖怪のようだ。
大活躍する鉄という名のネコもかわいらしい。
お気に入りの一冊になった。