■監督【著者】 森茉莉 早川暢子編
■出版社 ちくま文庫
■星 ★★★★★
貧乏サヴァランちくま文庫
■説明
森茉莉の著作の中から食べ物のことを中心にまとめた著作集
■感想
ドッキリチャンネルは悪態も多いので読んでいて疲れてしまうこともありそうだが、
貧乏サバランのほうは、気取りない森茉莉の生活が無理なくかかれていて、
文章も本人が言う「なめくじ」のようにだらだらとは比較的していないので、読みやすい。
この本を読んで、森茉莉のかわいらしさが見えてきたように思う。
(前の書き込みでドッキリチャンネルを読まれた方ごめんなさい。
あれがイマイチでも、こちらは良いかも。懲りずに再チャレンジしてみてくださいね。)
ひとつひとつココが!というところがあるが、
ネタバレしないくらい書いておこうかと思う
1.森茉莉と母はふたりとも悪妻と呼ばれたらしい。その悪妻と呼ばれるに至った経緯とそれに対しての二人の悪妻の話しあたりなるほど
世の中とはそういうものだろうと思った。
2.私に常識はあるのかというところ。
このひとは本当に正直な人だと思った。
この件は今度ロバミミに書こうと思う。