■原題 Max Headroom
■星 ★★★★
■説明
映画ではなく、イギリスで放映されたテレビものが、日本でもビデオ発売されたものをレンタルビデオ屋でかりたものです。
MAX HEADROOM は トンネルの入り口などに書いてある高さ制限の意味で、コンピュータ上に再生された人物の名前でもあります。
20分後の未来という設定ですが、今よりもずっと未来の話です。
この世界では、テレビに映し出される内容と視聴者のデータが双方向にやりとりされ、放映と同時に支持率などの推移が映し出されます。
(今でこそ、テレビでも FAXや お電話受け付けという手段で 棒グラフを出したり していますが、それも、もしかすると この番組から発想したものかもしれませんね)
画像を操作して真実をねじまげて放映して、人の心を操作したりもしてしまいます。
http://homepage2.nifty.com/221b/max/about.html
http://yoritomo.fjct.fit.ac.jp/staff/s9381302/Max/index.html
こんなページがありました。
■感想
テレビ放送版なので、映像自体はNHKのドラマのような雰囲気なのですが、なぜか印象深い番組です。
かえって、このつくりの甘さ=チープさが、この扱っているテーマとうまくあっているように思いました。
そうして、この途方もない設定は意外に真実をついていそうな気がします。
ネットで調べてみたら、今年の3月頃に日テレ系で再放送があったらしい。。。
ああ。。見逃した。。とても残念。 いまとなっては ビデオを置いてあるレンタルビデオ屋も
少ないと思う。。
とても面白いので、レンタルビデオ屋でみつけたら ぜひ借りてみてください。
(実は、私が当時通っていたレンタルビデオ屋にも途中までしか巻がおいてなくて全部の話は見てないのです。)
記憶があまりさだかではないのですが、たしか内容として、残酷なシーンはあるものの、NHK教育的な雰囲気で、筋が追えるくらいの年齢の子供だったら一緒に見て問題ないかも。。
と思います。