昨日の山咲さんの話につながってしまうが、私の彼女に対する印象は以前はあまり良い物ではなかった。 バブルの頃の彼女の言動を見ていると「うううう〜。あなた。。何者?」(ヘンな人!)という言動も多くて「ついていけないなあ」なんて思ったことがあるのもたしか。
今でも覚えているのは、サンローランの化粧品は表面が鏡のように映りこむのでそれで、後ろにいる男の子をチェックしたりするとかなんとかのたまったこと。 妙にテレビに向かってシナつくったり表情をつくったりするのも こりゃ、私とは合わないなあと思っていた。(スタイルが良いのはとてもうらやましいけど。:美人は美人だと思うのですが、 私の好みとは微妙に違うので。。) 今考えると、彼女が皆から評価してもらったのが、スタイルと美貌だったわけで、そうなるのもあたりまえだったのかもしれませんね。 反対にスタイルや美貌だけしか評価されなかったら、葛藤もあったかもしれない。
さて、その彼女の昨日書いたような言葉を聞いて、実はpon1も少し見直したと言っていたのですが、私もホントのところは少し見直したのでした。
たとえば、彼女にしてみれば、美貌やスタイルが評価されてナンボの世界に生きているわけですから、それを評価されるということは嬉しいことでもあるし、ずっと評価されつづけることはやはりそれなりに努力も必要だし、どんなに努力しても及ばないことでちいさな落胆を味わうこともありそう。
そう考えると、私のように髪なんかも、出がけにチョチョイと手でなでつけてでかけてしまったりできる(そういうことに評価を期待されないししていない)気楽な生活というのはある意味そういう人からは、うらやましいことなのかもしれないとおもいました。 他人からの評価というのは難しいもので、自分がいくらがんばってもうまくできたと思っても評価されないこともあります。他人の目から評価されることが日常だという人がココロのやすらぎを自己満足=自分の評価 に求めるというのは 納得いくことだと思います。
彼女はその他にもこのページに 「女の人はおなかにすこし脂肪がついてたほうが最近良いと思うようになってきた」などとも書いてあったので、ん?以前のあの傍若無人ぶりから随分と面白い人になったのかも?と少し興味がわいたところです。
ヘンな人は個性的だからこそ。その個性的な部分を飾らない正直な語りで聞くとものすごく参考になることも多いと思っているのですが、いままでぜ〜んぜん興味なかった彼女の本も読んでみたいとおもうようになりました。
最初に読んでみたいのは 「贅沢な悩み」もうひとつは「22枚の女の切り札」。 表紙がね〜。ちょっと官能的すぎて、買いにくい気もしますが。。。
■さて本題
で、なんで余裕なの?と思われるでしょうが、日々私の生活は反省とともにこの言葉に尽きるような気がするのです。 ハングリーな人はそれが魅力になることもあるでしょうし、それ故に嫌われることもありそう。
今の私はなににしても余裕がほしいなあと思っているのです。 そういう私からすると、山咲さんの本を読んでいない今そう語るのはまだ早い気もするのですが、 冒頭で書いた山咲さんの言動はイケイケ(<=死語かな?)の頃の言葉。今はある種の余裕が漂っているように思えます。その余裕が快いのかも。
この週末、pon家では、pon1,2大王ともに風邪気味な状況でした。 大王が風邪気味となると日頃はとても気性の良い子(<=と祖母の評価)なのですが、彼なりに機嫌がわるくなります。 つまり大王は大王なりに余裕がなくなってしまうのです。 でも、pon1,2のどちらかが元気なら そこで なくなった大王の余裕をどちらかの余裕分でうめることができます。しかし、昨日はさすがに、pon2はぜーこぜーこいっていて なかなか大王の元気(病気でも元気で外遊びをご所望なのです)についていけない。そうして元気がないのを押して つきあってやったpon1も風邪気味で少し余裕が足りない。 そんな状況でした。 結果、大王がお昼ねをして、私も続いて昼ねしてどうにかこうにか過ぎ去った休みだったのですが。
そういうとき、園芸って進まない。たとえば、椅子に座っている時間があったとしても 「よっしゃ!んでは球根でも植えるかね。」という気力がわかないんですよ。
聞いた話ですと、極限の状態になったときに、最後まで元気なのは消化器だと聞いたことがあります。(<=ちょっと信憑性に自信なし)生きるのに必要ないところから切り捨てられていくとか。 私にとって園芸はまさに 余裕の部分でなりたっているものなので、たとえば熱だしたり病気のときはたとえ立って歩けたとしてもそこまで手がまわりません。 つまり、やっぱり余裕が欲しい。何をしようか手持ち無沙汰で困っちゃう状態になってみたい。。 といつもの無いものねだりをしています。
■過労死
ニュースでは過労死が増えているとか。 以前は頻繁にメールがあった園芸のメーリングリストもメールが大変減ってしまいました。 個人のホームページの充実。台頭というのも原因のひとつかもしれませんが、それだけでもなさそう。 どうやら、みなさんお忙しいようなのです。そうなってくると、園芸まで手が回らないという言葉も時々聞こえてきます。 たしかに、給料は増えずに仕事が増えたという噂も聞こえてきます。 はやく 余裕のある世の中に戻って欲しいと思う今日この頃。
余裕があるうちは、日頃の余力で多少のことはカバーできるのですが、いっぱいいっぱいでやっている時は、それ以上ふんばれないこともあると思う。 こんなときだからこそ、無理しないで、余裕を意識したうえでがんばりすぎないように、頑張りたいです。
■おまけ http://www.zakzak.co.jp/we/people/people020406.html こんなところみつけました。 このインタビューを見る限り、すごく普通の感覚を持った人みたい。ふたたび見直し路線。
画像はデンティベス
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