水族館へ行ってみようということになり、先日オープンしたばかりの新江ノ島水族館へ行ってみることにしました。
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計画では8時過ぎには家を出発したいとしていたのですが、息子が起きてこない。
朝から強風吹き荒れる様子に「どうしよう。。。」と迷い気味のpon1,pon2。
どちらにしても家でくすぶっているよりは。。と決心して遅く出発。いくつか電車をのりついで出かけます。
■腹痛ではじまった江ノ島
最近出かけるよりも家が良いなんて言い出す息子(私にそっくりで(TT)出不精)をなんとなく説得して出かけました。丁度片瀬江ノ島につく頃に突然「おなかが痛い」と言い出す息子。 日ごろそこまでおなかが痛いなどということがないのであわててトイレに連れて行ってみるが それでもダメ。
駅改札を出ると メガホンで叫んでいる人たちがいました。
「只今、新江ノ島水族館は入館までに2時間待ちとなっております。3時頃からは多少空くことが予想されます。。。云々」2時間待ちもさることながら、腹痛の息子をどうにかせねば。と もしかして、丁度昼頃だし、空腹が原因かも。と店を探すとマクドナルドが目立つ。「マクドナルド行く?」と聞くと「うん」と息子。
ところが行ってみると、マクドナルドも長蛇の列。「どうしよう。マクドナルドはかなり待つよ。他に行く?」と聞くとおなかを押さえながら列の外に出る息子様子からかなり痛いらしい。 駅の横にそばや発見。のぞくと席もかなりあいていたので、「そばにする?」(もりそばが好物の息子)ときくと二つ返事で中へ。
席について注文をしました。PON1とPON2は江戸前天ざる 息子はざるそば。
さて、天ざるがひとつきて、次にざるが来たのに、もう一つの天ざるがこない。。よく見ると伝票が帰ってきていて 双方一つになっている(TT)あわててお店の人に「天ざるは二つ注文したつもりだったのですが」と告げた。
(子供には1人前とらない家庭が多いので勘違いしたのかな)
息子は食欲はあるようで、おなかを押さえながらざるをものすごい勢いで食べていると
天ザルがやってきた。ところが。。今度は 天ざるにワサビがついていない。
(息子はワサビを使わないので PON1は息子のワサビをもらうことにした (天然ワサビを自分でおろすものだった))
ざるをかなり食べた頃に「いつのまにかおなかが痛いのがなおっていた」と息子。
よかったよかったといいながら 食事を終わり、外に出ることにする。
お会計で手間取っている夫を見るとなにやら説明している様子。
やっと会計が済んで「どうしたの?」と聞くと、
天ざる 1つ 1250円が二つになったので 2 2500 と伝票に書いてあったら、レジの人が 2×2500で 5000円と打ったのだそうで。
人数も少なくて他にものを頼んでなかったからわかったけれど、もう少し品数が多かったりするとわからなかったかもねえ などと話しながら外へ。
腹痛はおこるし、注文はこないし、ワサビはないし、お会計はまちがっていたし。と、今考えてみると幸先悪かったような気もするのですが、そのときはまったく気にも留めずに外に。
■海岸
自分で出かけるときには、きっちり調査して出かけるのですが、家族で出かけるときには水族館や地図はすっかりPON1まかせにしているPON2.とにかく江ノ島に渡ろうと江ノ島に向かいました。
途中海が見えたところで、腹痛の治った息子が「海がみたい」といいはじめました。丁度、道路をくぐって海岸に渡れる場所があったので、海岸まで出ると、そこは砂浜。
波打ち際まで行くと、靴をぬいで水に触れたくてしょうがない様子の息子。
風が強くて波も豪快なので、周りは サーファーも沢山いました。
波にさらわれては大変!と着替えも準備していなかったので、ひざ下くらいまでで遊ぶようにといいながら親子しばし海を見ます。
よせては返す波はどうして見飽きないんでしょう。多分、1回1回の波がうまい具合に微妙に違うからなんでしょうね。今度はここで波が立つだろうと見ていても立たなかったり、突然大波がやってきたり。
強い風でキラキラとした粒の砂が風に吹かれて刻々と姿を変えていくさまをみたり、
じわじわと満ちてくる潮を感じながら波をじっと見ていたり、息子は貝殻をひろったり、波をおいかけたり。波から逃げたり。
そうこうしているうちに、突然砂を掘り始めて堤防をつくりました。
波が来ても壊れないようにと砂の中に石を仕込んだり。
そんな堤防も 満ちてきた大波を2,3回防いだと思ったら次の大波で壊れてしまったり。2度ばかりつくりなおして、満足した顔で戻ることに。
ところが置いていた靴に風で砂が運ばれてまるで砂をすくったかのように入っていたのにはビックリ。
PON1PON2も髪の毛の地肌まで砂がのこっていて、耳や目からも砂が出るような状況。
■江ノ島へのはずが
足を乾かして砂を落として江ノ島へ向かったのですが、まだ波に興味がむく息子。
てっきり江ノ島水族館は江ノ島にあるとばかり思っていたPON2が息子を急がせようと
「みなぞうくん(みなみぞうあざらし)を見に行こう」というと、「別にみなぞうくんみなくてもいい」と息子。 せっかくここまで来たのだからついでに見ようよ と突然モトをとりたがるPON2 「でも、水族館だから みなぞうくん以外にも、たぶんニモ(ファインディング ニモ)と同じクマノミもいると思うよ」と言うとこれが効いて。「みたい!」と息子。
そこでPON1「えっつ。水族館へ行くの? 水族館はこっちじゃないよ」ともう江ノ島にわたりそうなところでヒトコト。
「うそ!どこなの?」「あそこだよ。たぶん」と来た方向の建物を指差す。
そこで、「とにかく江ノ島にわたってからにしようよ」と息子に言うことをひるがえすPON2。しかし。もう クマノミがみたくてしょうがない息子。
江ノ島まであと数メートルというところで方向転換してもと来た方向へ戻ります。
■ディズニーランドも真っ青
昼ごろには2時間待ちっていってたよね。といいながらチラシを配っている人に出会ったら、「60分まちです」とのこと。
行ってみたらもう少し減っているかもしれないね。と強風吹きすさぶ中進む。
向かい風が顔にあたって砂がビシビシと痛くて、目があけていられない。
とにかく進む進む。
で、やっとついた水族館前には 「90分まち」の看板があって、見たことも無いほどの長蛇の列がありました。
ふきっさらしの中。この人ごみで待つのはヤダ!
息子をどうにか説得して戻ることに。 帰りは追い風。すれ違う人はみな目を細めながらすごいしかめっ面をしています。(砂が痛いのです)私もさっきあんなだったのだろうなあと。
店をみると「強風のためドアを閉めています」との看板が出ているところも多数。
夫の発案でモノレールに乗りに行こう!ということになりました。
■モノレール
乗り気でなかった息子をだましだまし モノレールの駅まで出かけます。
強風で止まってなければ良いねえ。といいながら行ってみるとラッキーなことに動いているようです。
駅に登って下を見た息子「えっつ。これってどうなってるの?どうなっているの?」と言い始めるので、最初はなにのことやら。
ふと気がつくと、モノレールなのに モノレールの線路?がないと言いたかったようです。何回かモノレールに乗ったことがあるのですが、吊り下げ型のものははじめて。
「上を見てご覧。上に線路があるよ」というと 「えっつ。こんなのはじめて」と興奮。しかし、モノレールが来たとたんにのりたくないなどと。(おなかが減ってきたんだね。)お父さんとお母さんは乗るんだからといいながらのりこむと楽しんでいた様子。
大船でマクドナルドに入りたいというので、マクドナルドに入り、その後電車で戻りました。立っていても寝てしまうくらい心地よく疲れたようで目的の水族館には入れなかったけど、これはこれで楽しい一日でした。
今年のPON家のゴールデンウイークの主要イベントはこんなものでしたとさ。
おまけ。
モノレール動画トンネルの中に見えるのは亡霊。。ではありません。(--;)