寒いのキライなのだ。なんで今頃になってサムクナルノダ〜!と 混乱気味のPON2
調子よく進んでいた家事も、ちょっと混乱気味。
すこしずつ調子を整えていこう。
今朝は「ハムの人ならず」「保険の人」が来た。引き落としに変更するにあたって、私の保障(独身の頃に入ったので主婦にしてはワケが分からないほど高いそうです)もみなおして他の保険にいたしませんか?とのこと。
あとでね。と、とりあえず即決は避けました。(ボケているときにはこれがキモです)
今気づいたのですが、この ボケーとしていてやる気のないのって、もしやアレルギーの薬のせい?
その可能性が高いような気がします。まったく要らないかぶれをさせないようにしようとすると頭がボケるし、こまったもんです。
そのボケボケ状態でちょっとハミガキ粉を買いに行ったのでした。徒歩10分程度の駅前ドラッグストアへ。
ハミガキ粉と特売の品を物色して、レジの前に先日から気になった化粧水があったのです。
1400円という赤い文字が見えて、モイスチュア スキン リペア
http://www.erich.jp/product_info.php/cPath/26_33/products_id/1159
このリペアという響きが気になったんですね。肌荒れ・あれ症に効果的とか
つい お会計の最中に 「これもお願いします」っていうと
「はい。」とレジに出た金額が 5000円! くぅ〜〜〜。こんな高い化粧水。ここ数年使ってないです。
内心 目の玉飛び出しそうでしたが、やっぱやめますって言えなかった〜。
ネット検索したら4000じゃありませんか。しょぼーん。後悔つのります。ま、ボーっとしていたからこんなことになっちゃったのね。。 ネット検索したら、評判はよさそうなのでま、気を取り直して。
■お片づけ
家にあるものの中で一番多いもの。それは大王のおもちゃ。その次が多分「本」どんどこどんどこ溜まる本。
大王のおもちゃは、本人の了承なしに(壊れたりしているものをしらばっくれて処分することはあっても)捨てることはできないのだった。壊れてても「あれ、どこにいったのかなあ」なんて探しちゃうし。 自分が工作して作った一見紙くずに見えるものでさえ、彼には宝物なのです。
それをできるだけ尊重する母。いまどき日々作った工作物をこれだけお取置きしてある家はないんじゃないかとおもったりもする。
きっと、いつかこの物に対する執着が断ち切れる時が来ると思うからと、自分に言い聞かせながらとっておくのだが、「どう見てもいらないでしょ」っていうようなおもちゃでも 「わあ、なつかしい。あっくんこのおもちゃすきだったんだよねえ」なんて、大人びた言葉でしゃべったりして、一向に「こんなの要らない」なんていわないんだなあ。
やっぱり親が断ち切るべきか。それとも我が家に入るうちはやっぱりまだとっておくべきか。
今は ボケの時期なので、即決は避けよう。
さて、次に多いと思われるのが本。パソコン部屋の本は先日山のように処分した。でも、まだまだ多い。
読んでない本。読めない本。面白くない本を ばっさばっさと捨てよう! と思い立ったのだ。
私の頭のなかには 気持ちよいくらいすっかすかになった本棚の図が浮かんでいる。
まず、読んでない本を読む!読めない本は捨てる! だあ〜〜〜〜。と
読めない本。その1「ちいさなちいさな王様」
ちいさなちいさな王様 表紙のぽつねんとした小さな王様の絵が気になって、購入したもの。だけど入り込めないから ブックオフ行きにすることに。 アマゾンで検索したら五つ☆? 後悔するだろうか。売ったら?
読めない本。その2「世界の重大小説」
世界の十大小説 (下)岩波文庫これは下巻ですが、あと10年先に読むか読まないかだなあと思い。ブックオフへ持っていくことに。
てなことをしていたわけです。
でも、このやり方は効率が悪いことが発覚。また作戦変更だな。
■コドモ界の人
その作業の中で、読んだことあると思うけど捨てちゃおうかな〜ともう一度読み返しているのが
コドモ界の人朝日文庫 大王を育てていて、一番参ったのは、まだ夜と昼がきちんと分かれてない頃。夜中に何回か起される生活が一番辛かったと思う。 ミルクの時間を計っては、自らの生活リズムを自分で壊す日々。ミルクの回数が減って 朝昼分かれて来る日を指折り数えて待ったような気がする。でも、それは「赤ちゃんとはそういう生き物」なので「大王が」というよりも「赤ちゃん一般が」というものだと思える。
それ以外であまりストレスを感じた覚えがない。
それは、赤ちゃんは赤ちゃんなりの表現で こちらに何かを訴えかけていて、それを一つ一つ解明できてきたからだとおもう。
たとえば、大王は、暑がりで夜中暑いと泣きまくった。 大人と子供の暑さの感覚は違うので、それが分かるまでは「なんで泣くんだろう」という試行錯誤。分かったとたんに 嘘のようにおとなしく健やかに寝る大王。
なんのことはない、そのときのヒントは寝汗だった。泣く時は額までいつも汗だくだったから。
そうやって、一つ一つ解明していくと、だんだんとこの生き物がしゃべれなくてもちゃんと感情を持った生き物だと実感がわく。 彼の表情や彼の行動パターンで彼の好悪や快不快がわかるようになるとしめたもの。
そんな風に大王に対してそんなに「タイヘン」と思うことが無かったと思う。
おもえば、赤ちゃんに対する時、いつも「彼がどう考えているのか」を考えてそれに対して1対1の人間としてやってきたように思うのだった。
昨日の出来事。
なかなかおふろに入りそうもない大王を置いて、先におふろに入ることに。はいってゆったりしていると、脱衣場でがさごそ音がして、大王が入ってきた「ぱぱにないしょではいってきちゃった。 ぱぱにままとはいるっていうといろいろうるさいからね」だって。
まったくナマイキなことを言うようになったもんだ。私は、少しうれしくて、そうしてくすっと笑ってしまった。今、私は人生で大きな決断をして家にいるわけだけど、こういうすごく良い思いを沢山子供にさせてもらっている。幸せだなと思う。この時期、大王と一緒に過ごせるこの決断は自分にとってベストだったと思う。
世の中、虐待したり、子供のことが分からないという親がマスコミでも沢山目に付く。
とはいっても、親というのは子供を育てていることが普通だから、普通でない人が目に付くということで全体からするとその数はごく少数なのだろうと思う。
子供がなつかない。子供のことがわからない。というのは、自分が子供の目線で子供を見ていないんじゃないかと思ったりする。子供の言葉だけでなく、子供のしぐさ、子供の顔 いろいろなところでいろいろな自己表現をしている。 言葉をもたないペットとだって、意思の疎通ができるのが人間だ。
もしかすると、何かの枠に当てはめて相手を見ているのは 自分の方かもしれない。
こんなにいろいろしてやっているのに。と親が思っても、子供から見ると本当に欲しているものがあたえられていないのかもしれない。それは大人の目からみるとたいしたことないのかもしれないが、子供本人からすると何よりも大切なものかもしれないと思うのだった。
母が良く言っていた話を思い出した。
母は私を産んだ時にその頃評価が高かった育児書を首っ引きで読んだそうだ。子供を抱くときにヒジまで殺菌石鹸で洗ったりということを大真面目にしていたそう。
それを見た祖父が「おまえ、子供をどこで育てる気だ?」といったそう。
子供はこれから雑菌の沢山いる世の中で育っていくものだ。これからずっとそんなことをするのが本当に子供のためになるかどうか考えてみろということだったらしい。
私のことをほかの人と十把ひとからげで表現できないとおなじように、子供もひとりひとり別個の人格を持っていると思う。 もちろん育児書には子育てのヒントが沢山詰まっているけれども、それがすべてでなくて 自分の子供なりのパターンを見つけて 人間対人間の心のふれあいを意識して付き合っていくことが重要だよなあと改めて思った。
まあ、大王はすっかりとそういう心配の少ない年頃になってきたけれども。
子供が何をしたいのか、どう思っているのか そういうことを一つ一つ解明していく楽しさも子育ての醍醐味。
もっと気楽に子供を観察するつもりでやっても良いのじゃないかなあと、あらためて思ったのだった。
あ、本の内容からはすっかり離れてますね。この本、育児の楽しさが伝わってくる楽しい本です。
石坂さんのほんわかと楽しい肩肘張らない育児に ココロなごむこと請け合い。
育児って楽しいもんなんだなあ。自然体でいいんだなあ。ときっと思えるでしょう。
2歳から4歳までの子供を持つお母さんに特にオススメですが、子供さんが大きくなられた方も、独身の方でも楽しめる内容の本だと思います。